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清原覚醒剤逮捕報道に芸能プロ幹部が違和感
2016年03月20日 16時00分

清原和博被告

 覚醒剤取締法違反で起訴された元プロ野球選手・清原和博被告(48)が逮捕されて以降、新聞やテレビなどのメディアでは「芸能界の薬物汚染の闇は深い」などといった論調の報道が目立つ。

 これに違和感を覚えるのが某芸能プロ幹部だ。

「現役引退後も清原は、ずっと芸能界で活動していたわけではない。確かに芸能人に薬物での逮捕者が多いのは認めるけど、清原の逮捕で『芸能界の薬物汚染』と言われるのはおかしい。日本のメディアは芸能界にはメチャクチャ厳しいけど、野球などスポーツ界には甘い気がする」とため息交じりに話した。

「芸能界の薬物汚染の闇」という論調は、過去に酒井法子やASKAが逮捕された際にも同じように大きく報じられた。そのころはたびたび「芸能界薬物汚染ルートの全容解明が必要」などと言われたものだ。もちろん酒井やASKAはずっと芸能界で生きてきた人間だから、そういう論調になるのは当然のことだが、清原被告は全く違う。

 1998年から2001年まで清原被告と巨人でプレーし、06年に覚醒剤取締法違反で逮捕された野村貴仁氏(47)は現役時代、清原被告に覚醒剤を渡していたことを告白した。それが事実ならその時期には、巨人には少なくとも2人は覚醒剤に手を出していた選手がいたわけだ。

 そのうえ野村氏は本紙の取材に対し「当時はほかに覚醒剤を使用していた選手が2人いた」と明かしている。ということは、当時は最低4人は覚醒剤に手を出していたことになる。そうなると「プロ野球界の薬物汚染の闇」も芸能界に劣らず、相当深いものだと言わざるを得ないだろう。

 清原被告は現役引退後も覚醒剤をやめられず、今年2月に逮捕されるまで使用し続けた。本紙でも報じたように、大物アーティストなど芸能関係の人物と接触していたのは事実だ。

 とはいえ、清原被告の逮捕で「芸能界の薬物汚染の闇は深い」となると、反発する前出のような芸能プロ幹部も出てくるのだ。

 同幹部いわく「日本のメディアは芸能界にはメチャクチャ厳しいけど、野球などスポーツ界には甘い気がする」——。これはテレビ局の姿勢が影響しているのだろう。テレビ局関係者は「今はともかく昔の民放キー局は、巨人戦で視聴率を稼がせてもらった。その恩があるから厳しく追及できない。ただ犯罪だから、もっと厳しく報じなきゃいけないとは思うけど…」と言う。

「ダウンタウン」松本人志(52)は、レギュラー出演しているフジテレビ系「ワイドナショー」で「芸能界も違法薬物に汚染されてるみたいによく書かれるでしょ。そこまで言う権利はないけど、せめて吉本だけでも、もう何か検査、抜き打ちでもやってほしいわ」とコメント。中には実際に薬物検査を実施した芸能プロもある。

 最近のプロ野球界は野球賭博問題が報じられ、全容解明が叫ばれているが、薬物問題の全容解明も絶対に必要なこと。薬物検査は、芸能界だけでなく野球界でも実施すべきではないか?

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