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スペインでバス事故、13人死亡 日本人2人乗車もけがなし
スペインからの報道によると、北東部カタルーニャ自治州のタラゴナ付近で20日早朝(日本時間同日午後)、外国人大学生ら50人以上を乗せたバスが高速道路で反対車線にはみ出して対向車と衝突し、13人が死亡、約30人が負傷した。同自治州の州都バルセロナの日本総領事館は治安当局者の話として、日本人は死傷者に含まれていないことを明らかにした。
マドリードの日本大使館によると、バスには2人の日本人が乗っていたとみられる。出身地などは不明。地元メディアによると、死者の多くは欧州域内の交換留学生という。
学生らはバルセロナの大学などに在籍、スペイン東部バレンシアで行われた「バレンシアの火祭り」を見て、バルセロナに帰る途中だった。大学生らは5台のバスに分乗していた。
バスは高速道路のガードレールに接触した際、運転手が急ハンドルを切ったため、反対車線に入り対向車と衝突した。(共同)