こぐまです。
3月20日、KHJ徳島つばめの会の定例会に参加してきました。
今日はJCIという徳島のテレワークを支援するNPOの理事長さんの講演会が行われたのです。
KHJ徳島つばめの会とは
引きこもりの子どもを抱える家族のための会で、47都道府県ほぼ全てに支部がある、全国ひきこもり家族連合会の徳島支部です。
Twitterでご縁があり、1月から私も参加させていただいている「こもりのち晴れ」の主催もされています。
JCIとは
徳島県鳴門市に活動拠点があるNPO法人JCI Teleworkers' Networkは、心身の障害を持つ人の社会的・経済的自立の実現を目標として立ち上げられました。
取り組んでいる事業の概要としては、
ICT(情報通信技術)の利活用技術を習得し、インターネット環境を活用することにより、各自の障害特性に応じた「生きる力」と「働く力」を身に付け、「時間」と「場所」の制約から解放された、新しい「ワーキングスタイル」と「ライフスタイル」を創出し、自立・継続・発展するソーシャルビジネスを実現する
といったものが挙げられています。
具体的に言うと、ネット環境を利用した在宅ワークの推進を行うというものです。
平成27年・28年度には徳島県の地域創生人財育成事業として様々な職業訓練を実施しており、私も受講しています。
JCI・猪子理事長のお話
テレワークは企業のお金儲けのためのものではない
近頃、心身障害者のため以外にも、テレワーク(=在宅ワーク)の事業が広まってきています。
たとえば最近はてなブログ界隈でも盛り上がった、クラウド型ワーキングスタイルの事業のことが思い出されますよね。
在宅ワーカーをあまりにも低い賃金で使い捨てるようなスタイルの会社が増えてきていることに対し理事長は危惧しているようでした。
テレワーク拡充のための課題
JCIでは現在、総務省など国家機関や徳島県など地方公共団体のホームページの制作・管理を主に取り扱っています。
これらの公的機関の情報を扱う上で大きな問題であるのが「機密保護の脆弱性」です。
ネット回線を通して、テレワーカーが在宅で仕事をし、その情報をまた公的機関に返すというステップの中で情報が流出してしまってはいけません。
そのためJCIでは、実際に東京にオフィスを構え公的機関の情報も扱っている会社の協力の下「シンクライアントシステム」というものを開発し、在宅ワークでも情報の流出が怒らないシステムを作ったそうです。
JCIと引きこもり
JCIには、元引きこもりのスタッフが何名も働いているそうです。
発達障害などがあり、社会的コミュニケーションを取ることが難しかったスタッフを理事長たち自らがサポートし、今では東京のIT企業の社員として徳島にいながら働く方の事例などもお聞きすることができました。
テレワーカーとして働くためには研修がとても大切です。
ウェブやプログラミングの知識はもちろん、顔が見えない在宅ワークですからコミュニケーション能力も非常に大切だと理事長がおっしゃっていました。
そのような点も含めてサポートしてくれるJCIは、私のように利用する側も、仕事を依頼する公的機関・企業側からしても心強いものだと感じられました。
今後の課題
在宅ワーカー向けサイトの実情が炎上したりと、テレワーカーにとってまだまだ厳しい時代。
いかにしてスキルを見につけ、稼ぐか。これが最大の問題です。
JCIでは情報のバリアフリー化である「ウェブアクセシビリティ」検定試験に対するほぼ独占的なシェアがあります。そのためさらに資格取得者を増やし、仕事を増やしていくことが課題となるでしょう。
ウェブアクセシビリティという考え方はSEOにもつながっています。
(見出しをつける、imgタグにalt要素をつける、等)
私はこのウェブアクセシビリティ診断の資格をすでに習得しているため、今後のブログ運営にもつなげていきたいと考えています。
まとめ
今回猪子理事長のお話を伺い、JCIの職業訓練を受けて少しもやもやしていた点を解消することができました。
これからは在宅ワークがもっともっと広まり、もしかするとそちらが主流になる時代が来るかもしれません。
そのような時代のために、ウェブやプログラミングのスキル、そしてコミュニケーション能力を身に付けることが非常に大事だと感じました。