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ロシア南部の空港で旅客機墜落 62人死亡
3月19日 15時18分

ロシア南部の空港で旅客機墜落 62人死亡
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ロシア南部のロストフ・ナ・ドヌーで19日、乗客乗員合わせて62人を乗せたアラブ首長国連邦の旅客機が、着陸する際に墜落し、全員が死亡しました。
ロシア南部のロストフ・ナ・ドヌーで、現地時間の19日午前4時前、アラブ首長国連邦の航空会社「フライ・ドバイ」の、ドバイ発、ロストフ・ナ・ドヌー行きのボーイング737型機が、着陸する際に、空港の滑走路近くに墜落しました。
ロシア非常事態省によりますと、墜落した旅客機には乗客55人と乗員7人の合わせて62人が乗っていて、全員が死亡したということです。
旅客機が墜落した際、空港周辺では強い風が吹くなど天候が悪く、墜落する前に上空で旋回していたとの情報もあります。このため、ロシアの捜査当局では、悪天候が事故の原因になった可能性もあるとみて調べています。
モスクワにある日本大使館によりますと、今のところ日本人が乗っていたという情報はないということですが、ロシアの当局や航空会社に問い合わせるなどして確認を急いでいます。

旅客機が墜落した空港のあるロストフ・ナ・ドヌーは、ロシア南部のロストフ州の州都で、首都モスクワから南におよそ1000キロの場所に位置しています。黒海につながるアゾフ海に面した人口100万人ほどの都市で、おととし冬のオリンピックが開かれたロシア南部のソチやウクライナとの国境に近い場所です。

「フライ・ドバイ」は、UAE=アラブ首長国連邦の航空会社で2008年に格安航空会社として設立され、現在はドバイを拠点に、中東やアフリカ、ロシアや東ヨーロッパなど90以上の都市に就航しています。
航空会社のホームページによりますと、墜落した旅客機は、ドバイを現地時間の18日の午後10時20分、当初の予定より30分余り遅れて出発し、ロストフ・ナ・ドヌーに現地の19日未明に到着する予定でした。

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