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東芝 ベア見送り ボーナス最大約50%減額
3月16日 15時30分

東芝 ベア見送り ボーナス最大約50%減額
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経営再建中の東芝の経営側は、16日、基本給を一律に引き上げるベースアップを見送るとともに、業績に連動するボーナスについては去年と比較して最大でおよそ50%の減額となることを労働組合側に伝え、労使交渉が妥結しました。
東芝は、不正な会計処理の問題を受け、半導体や家電部門などで合わせて1万人余りの大規模なリストラを行うことなどから、今年度のグループ全体の最終損失が7100億円と過去最大の赤字になるとしています。
このため、東芝の労働組合は、ことしの春闘で、電機メーカーの労働組合で作る「電機連合」の統一交渉から初めて離脱し、個別に経営側と交渉を続けていました。
その結果、東芝の経営側は、ベースアップを見送ること、業績に連動するボーナスについては、評価が去年と同程度の場合、去年と比較して最大でおよそ50%の減額となることを労働組合側に伝えました。
電機大手5社が月額1500円のベースアップを回答するなか、東芝の回答は厳しい経営状況を反映する形となりました。
これに対して、組合側は会社の経営状況に一定の理解を示し、回答を受け入れ、東芝の労使交渉は妥結しました。
東芝は、社長を含む執行役などの報酬についても検討を行っていて、今月18日の記者会見で説明することにしています。

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