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「カシオペア」 最後の列車が札幌駅を出発
3月20日 17時48分

「カシオペア」 最後の列車が札幌駅を出発
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北海道新幹線の開業に伴って定期的な運行を終える寝台特急「カシオペア」の最後の列車が、20日夕方、多くの鉄道ファンに見送られながら札幌駅を出発しました。
上野駅と札幌駅を結ぶ「カシオペア」は平成11年に運行が始まり、高級感がある客室などで人気を集めてきましたが、今月26日の北海道新幹線の開業に伴って青函トンネルの運行システムが変わるため、定期的な運行を取りやめます。
20日、最後の列車を見送ろうと札幌駅に多くの鉄道ファンらが集まり、記念撮影をするなどして名残を惜しんでいました。そして午後4時12分、札幌駅の島典賢駅長の「出発進行」の合図で列車が動き始めると、集まった人たちは「ありがとう」と大きな声をかけながら手を振っていました。
最後の列車に乗ろうと東京から母親と来た11歳の男の子は「お疲れさまと言いたいです。寂しい気持ちもありますが、新しく運行される北海道新幹線も楽しみです」と話していました。
カシオペアは21日午前9時25分に上野駅に到着し、定期的な運行を終えます。

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