2016年3月20日16時37分
プロ野球のDeNAは20日、チーム内で複数の選手が現金を出し合い、高校野球を対象にした「くじ」をしていたと発表した。高校野球を対象にした選手間の金銭のやり取りが発覚したのは、巨人に次いで2球団目となる。
球団によると、数年前からチーム内の約10人の選手が参加していた。参加費は1人1万円。支払った全員に抽選で出場校を割り振り、優勝校のくじを持っていた選手が全額を受け取る仕組みだったという。DeNAの三原一晃専務は「野球賭博の温床になり得る行為。モラル、意識の向上が必要だと痛感している」と話した。
また、約10人の投手が4万円ずつ出し、「勝ち星の貯金の数」や「打点」など項目を設定し、それぞれ年間成績の上位者に「祝儀」として分配していたことも明らかにした。練習中のミスや試合中の失策に対して千円程度の罰金を徴収する制度も選手間で決めていた。集めた罰金は懇親会で使っていたという。
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