ショーンK氏、すすり泣き謝罪「MAKE IT 21」打ち切り発表
2016年3月20日6時0分 スポーツ報知
経歴詐称疑惑で活動自粛を発表した経営コンサルタントの「ショーンK」ことショーン・マクアードル川上氏(47)が19日、ナビゲーターを務めるJ―WAVEのラジオ番組「MAKE IT 21」の代替番組「ザ・ミュージック・スペシャル」(後9時)の冒頭に登場し、3分間にわたり謝罪した。騒動後、肉声で謝罪したのは初めて。
コメントの収録はこの日の午後、都内のスタジオで行われた。番組の冒頭で川上氏は声を震わせながら「この度はとてつもないご心配、ご迷惑をおかけして、おわびの言葉も見つかりません」と謝罪。「すべての原因はこの私にあります」と経歴詐称を認め「このことを重く重く受け止め、長らくの休業、メディア活動の停止を決断致しました」と声を詰まらせた。
2000年からスタートした「―21」への思いはひとしおのようで「(番組は)私そのものでした」と語ると、感情が抑えきれなくなった。時折、すすり泣きながら思い出を振り返り「またいつかどこかでお会いできることを信じて、それを勇気に生きて参ります。リスナーのみなさん、愛するスタッフ…本当にごめんなさい」と息も絶え絶えに語った。謝罪後、同局から正式に番組打ち切りが発表された。
収録は事前の打ち合わせや台本などはなく、1テイクのみで終了した。収録に立ち会った関係者は、川上氏の様子について「終始、下を向いて声を絞り出すように話していた。顔つきもどことなくやつれていた」と明かした。川上氏は16日の「週刊文春」に疑惑を報じられ、6番組の出演自粛を申し入れていた。