ラーメン二郎で強盗事件!金づちで殴られ70万円奪われる

2016年3月19日18時53分  スポーツ報知

 18日午後10時50分頃、東京・八王子市堀之内の人気ラーメン店「ラーメン二郎野猿街道店2」で、店主の男性(45)が男に襲われ、売上金などの現金約70万円を奪われる事件があった。男は現在も逃走中で、警視庁南大沢署は強盗傷害事件とみて、男の行方を追っている。

 同署によると、店主は閉店後、帰宅しようと店の裏側にある駐車場へ向かい、自家用車の車のドアを開けようとした瞬間に背後から金づちのようなもので数回殴られた。男は約70万円が入ったトートバッグを奪うと、南西方面に駆け足で逃げていった。店主が約百メートル追走したが、見失ったという。店主は全治10日の軽傷。自身のツイッターで「頭と耳を9針縫う怪我を負いました。全治10日の診断をされましたので、今日明日は臨時休業し月曜日は、定休日なので三連休いただきます。来店予定だったお客様、申し訳ございません」とツイートした。

 事件当時、従業員6人がまだ店の後片づけをしている状態だった。日頃から店を閉めた後は店主が先に引き上げていることから、同署では犯人が店の事情に詳しかったものとみて調べを進めている。男は身長170センチぐらい、上下黒っぽい服装だったという。

 現場は京王堀之内駅の北東約1キロの野猿街道沿い。豚の背脂スープが特徴のボリュウムのあるラーメンで、昼夜ともに常に行列が出来ている人気店だ。南大沢署によると、この1年は管内で強盗事件は発生していなかったという。

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