東野圭吾さんの作品って面白いよね。どれ読んでも基本楽しいよね。
だからさ、逆に『オススメはどれ?』って聞かれると超困るよね??!まだあんまり読んだことない人とか、これから東野圭吾さんの本を読みたいって人とか、いっぱいありすぎて困るよね?
ということで、東野圭吾さんが気になるなら、まずはコレ読んどこう!っていう作品を4作品まで絞りました。良作がありすぎるので、タイプ別って考えたらなんとか4作まで絞れました。
メジャーな4作だけど、だからこそ、読んだことないのがあったらオススメです。
安定の、書店女子A子(22才)、書店男子B男(24才)、わたし(中馬24才)から生まれた4選です。
【緻密なミステリーなら】容疑者Xの検診
ドラマや映画化もしているから、やっぱり東野圭吾作品と言えば、ガリレオシリーズってところがありますよね。
主人公は、物理学の准教授 湯川学。通称ガリレオです。その湯川が、学生時代に唯一天才と認めた数学者・石神。彼が数学を駆使した完全犯罪をつけつけてくるところから話が展開してきます。天才同士の、論理と論理のぶつかり合い。その根底にある友情。(不向けな思考回路でも楽しめます)
今では数あるガリレオシリーズの中で、初めての長編作が「容疑者Xの検診」。ロジカルな話運びがうまい、東野圭吾さんの良さがメッチャででます。
【人情深いミステリーなら】新参者
ガリレオシリーズを先にあげちゃいましたけど、東野圭吾さんのシリーズもので、一番長いキャラは加賀恭一郎。初登場はなんと1986年。
当初は熱血大学生だった加賀は、時を経て刑事になります。30年来の愛されキャラに心揺さぶられます。(笑)
【時代に問いかける系】天空の蜂
「日本中の原発を即刻使用不能にせよ。さもなくば爆発物を積んだ超大型ヘリを高速増殖炉に墜落させる」
原発のお話。テロリストが政府を脅迫するのですが、墜落させると予告したヘリには子供が乗っていた。地震の際に注目をあびましたが、1995年の作品です。
死刑について問いかけた「虚ろな十字架」もすごく好きで迷ったんですけど、これはまた別の記事でまとめたいと思います。
スポンサーリンク
【感動・泣ける系なら】ナミヤ雑貨店の奇蹟
東野圭吾さんの作品の中でも、泣けると言えば『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。東野圭吾さんの作品には、悲しさや憤り、悔しさなど色々な泣ける要素があるけれど、この『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、純粋に感動で泣けます。
出てくる登場人物たちが、みんな少しずつ不器用で、それでいて優しい。3人のどろぼうたちが、不思議な雑貨店に迷い込み、色ろな時代の人たちに触れて変わっていく。たぶん、伊坂幸太郎さんとか本多孝之さんが好きな人とかはスゴくハマると思う。
ロジカルなイメージを東野圭吾さんに持っていたとしたら、引き出しの多さにビックリする作品です。
個人的に、東野圭吾さんは笑った顔が好きです。メガネをかけていると尚よしです!(笑)

その他、書店女子A子(22才)、書店男子B男(24才)、わたし(中馬24才)で話した内容の記事はこちら。ぜひ読んでみてくださいー!