伊沢健司
2016年3月20日03時00分
自主避難先から戻ってきた親子も福島にとどまった親子も認め合って過ごせる「みんなの家＠ふくしま」が１９日、オープンして１周年を迎えた。福島市内で開かれた記念イベントに親子連れなど約１３０人が集まり、この１年を振り返って感謝を伝え合った。
福島市笹谷の住宅街。２階建ての借家から、子どもたちの歓声と、母親の笑い声が聞こえてくる。この日の記念イベントでは、利用者が手作りしたブローチ、キーホルダーなどを売ったり、活動を振り返る映像を流したりした。
みんなの家の事業長の富田愛さん（４６）は「いつも来てくれるママ、地域の方々に感謝します。いろんな世代や立場の人の交流拠点として、もっと使ってほしい」とあいさつした。
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