こんにちは、錠前(@jomae_yasushi)です。
アラサー女子におすすめの漫画ベスト10をランキング形式で紹介するに引き続き、今回は「学生時代を思い出すオススメの青春漫画ベスト10」をご紹介
早速いってみましょ〜
第10位 『ラウンダバウト』【3巻完結】【中学】
野村真(♀)・中学2年生・14歳創作ダンス、初めてAV、妄想片想い…日々の景色はラウンダバウト(回転木馬)みたいにくるくる回る。ダサくてキュートで、ほんのり切ない健康優良中学生漫画!
〔Amazon「商品の説明」より〕
中学二年生女子、まことちゃんカットの主人公・真(まこと)を中心に、日々のありふれた光景を、その中で揺れ動くありふれた感情を、ちょっぴりおかしなキャラクターたちを通して描きます。こういう日常を守りたいし大切にしたいよね、と思った。
テレビドラマ『すいか』の空気感が好きな人は楽しめるんじゃないでしょーか
第9位 『とめはねっ! 鈴里高校書道部』【14巻完結】【高校】
脅されて書道部に入部した大江縁と、だまされて書道部に入部した望月結希。一風変わった先輩たちに翻弄されて、これでいいのかと思う日々。それでも、ダイナミックでデリケートな書の世界は、かなり魅力的で… 文化系青春コメディー、It's 書(SHOW) TIME!!
〔Amazon「商品の説明」より〕
鎌倉は江ノ電沿線にある高校を舞台にした書道部活漫画。
主人公は冴えない男子、メインパートは書道部での活動というごく地味な作りながら、しっかり面白いです。特に、書道の歴史や考え方、練習法など読ませてしまう筆力はさすが。
「書の甲子園」への出品や恋愛要素もあり、地味ですがしっかり青春してます。
第8位 『SLAM DUNK』【24巻完結(完全版)】【高校】
神奈川県立湘北高校に入学した赤い髪の不良少年である桜木花道は、188㎝の長身と抜群の身体能力を見そめられ、バスケットボール部主将の妹である赤木晴子にバスケット部への入部を薦められる。晴子に一目惚れした花道は、バスケットボールの全くの初心者であるにもかかわらず、彼女目当てに入部。その後、地道な練習や試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚め、その才能の芽を急速に開花させる。
〔SLAM DUNK - Wikipediaより〕
言わずと知れた名作中の名作。スポ根とはまるで逆の人生を送ってきた私みたいなオカマでも思わず熱中してしまうくらい面白いです。アツい。
部活! バスケ! 試合! 青春! な要素てんこもりで、スポーツ部活モノならまずはこれ!
ジャンプ漫画ですがダラダラ延命せずに綺麗に完結させているところもGOODですね。
第7位 『花とみつばち』【7巻完結】【高校】
どうしたら女の子にモテるようになるんだッ!? 高校生の格差社会、もちろんモテるかモテないかが最重要秩序のシビアなヒエラルキー社会。末端じゃないけど、フツーでモテない男子・小松。ある日、どう考えてもムリめな女子にときめいてしまい、モテ男を目指して精進することに……。偶然出会った美女姉妹に理不尽なモテ指導を受けるなか、小松の勘違い暴走が始まった!! 安野モヨコ、初の青年コミック!!
〔Amazon「商品の説明」より〕
いわゆる「青春モノ」が描くある種のファンタジー、理想像としての青春とは逆行する、高校生活のダークでギラギラした側面が描かれています。
都市部の高校でイケてない生活を送る男子高校生がモテたい一心で奮闘するお話で、オシャレ美容院に行ったり、代官山に服買いに行ったり。
超理不尽な美人オニ姉妹を絡めたギャグセンが◎
第6位 『銀の匙 Silver Spoon』【既刊13巻】【高校】
大自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾。授業が始まるなり子牛を追いかけて迷子、実習ではニワトリが肛門から生まれると知って驚愕…などなど、都会育ちには想定外の事態が多すぎて戸惑いの青春真っ最中。仲間や家畜たちに支えられたりコケにされたりしながらも日々奮闘する、酪農青春グラフィティ!!
〔Amazon「商品の説明」より〕
『鋼の錬金術師』の荒川弘さんによる農業高校漫画で、北海道の田舎での寮生活が舞台。親元を離れたい一心で農業の世界に飛び込んできた主人公は、明確な目的意識をもって勉強に励む周囲の影響で少しずつ変わっていきます。
自分はこれをやるんだ!という思いをもって学ぶ若者って、どうしてこうも輝いて見えるのでしょうね。ふふ
寮といえばギムナジウムしか思い浮かばないそこのアナタ、ぜひ
第5位 『もやしもん』【13巻完結】【大学】
菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊、沢木惣右衛門直保。彼は東京の某農大に入学する。農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフ。大学生活のモラトリアム感と、菌が満載の「もやしもん」。あなたもぜひ、かもされてみてください。
〔Amazon「商品の説明」より〕
農業高校に続いてこちらは農大モノ。
農業にまつわるマニアックな知識の数々も面白い(興味深い)ですし、何よりキャンパスライフの空気感がしっかりと描かれていて、その再現性がすごい! 農大出身でなくても、大学生活をありありと思い出せちゃいます。ああ、こんなだったなぁ…
もう一度学生に戻りたい気持ちが駆け出しそうになる、ちょっと危険な良作
第4位 『ハチミツとクローバー』【10巻完結】【大学】
6畳+台所3畳フロなしというアパートで貧乏ながら結構楽しい生活を送る美大生、森田、真山、竹本の3人。そんな彼らが、花本はぐみと出会い……!?
〔Amazon「商品の説明」より〕
美大の青春と言えばこれ! な『ハチミツとクローバー』
いっとき「全員片思い」とかいう不吉なキャッチコピーが流布しましたが、大体そんな感じです。みんな不器用でかわいい。恋愛要素に加えてキャンパスライフの空気感もしっかり味わえると思います。
作者・羽海野チカさんによる情報量多めの画面作り・演出がにぎやかで楽しいです。
第3位 『ぷらせぼくらぶ』【1巻完結】【中学】
大人になるのはこわいし、さみしい。
「箱があったらその中で眠ってしまいたい。そしてそのままそれを宇宙の片隅の誰も知らない場所にとばしてほしい」―――
へちゃむくれでネガティブでナイーブな中学生の女の子・岡ちゃんほか、「平凡だけど、ほんのちょっとだけ特別でありたい。でもやっぱり特別なんかにはなれない」、そんな多感な中学生達を独特のタッチで描き出した連作短編集。
〔Amazon「商品の説明」より〕
チビ、地味、性格激ブスと三拍子揃った強烈なナード女子・岡ちゃんを中心に、主流派になれない中学生たちのほろ苦い青春を描いた佳作。
自意識に押しつぶされそうで自家中毒みたいになっていたあの頃、そしてそこからの成長。目を逸らすことなくしっかり描いてくれてます。読むべし
詳しい記事はこちら
・『ぷらせぼくらぶ』ジョックスへの怨嗟が爆発寸前のナードはこれ読んでちょっと落ち着け【漫画・感想】 - オバサンになりたい。
第2位 『フラワー・オブ・ライフ』【4巻完結】【高校】
白血病(完治済)のため、一年と一ヵ月遅れで高校に入学した、花園春太郎。
今年のクラス担任は、オカマにしか見えない女性教諭・斉藤滋だ。
まず春太郎が仲良くなったのは、ちび+まるっこいマンガ好きな少年・三国翔太。
次に仲良くなった……わけではなく、むしろ気にくわないけど一緒にいるのが、老け顔+眼鏡で鉄壁オタクの真島海。3人は漫画研究会に所属するが…
〔『フラワー・オブ・ライフ』2巻より一部改変〕
とにかく心根のやさしい良い子ばかりが登場する、ファンタジー青春群像劇。
高校生たちの放つ大人顔負けの“まっとうな”発言の数々に、よしながふみさんの人間力を感じずにはいられません、、
日々のストレスに疲れた人にオススメ。やさしい気持ちになれること間違いなしです。
詳しい記事はこちら
・よしながふみ『フラワー・オブ・ライフ』人間関係における正論ぶちかまし青春群像劇【漫画・感想】 - オバサンになりたい。
第1位 『あずまんが大王』【3巻完結(新装版)】【高校】
女子高生!4コマ!ピンクセーラー!ということでオタ向け認定されがちですが、誰が読んでも楽しめる普遍的な面白さがそこにはあります。
何よりも、高校3年間を時系列で漏らすことなくトレースしているのがとてもいい。誰もが高校生だったあの頃を思い出しながら、作品世界に没入できちゃいます。
読めば4コマ漫画観が変わること請け合い
詳しい記事はこちら
・『あずまんが大王』の完成度が高すぎる。高校3年間の青春追体験【漫画・感想】 - オバサンになりたい。
以上、「学生時代を思い出すオススメの青春漫画ランキングベスト10」をご紹介しましたが、どうだったでしょうか??
青春モノといえばやはり学生生活を通してキャラクターたちがコミュニティを形成して仲良くなる様、成長する様にニヨニヨしたいのが人情というもの。
そんなわけで、当時の空気感を思い出させてくれる良作を集めてみました。
のめり込みすぎて会社休まないように気をつけてくださいね〜
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