宝塚歌劇団には5つの組がありますが、どの組にも属さないスターが集まった「専科（せんか）」と呼ばれるグループがあります。

どのスターも入団してからしばらくは特定の組に配属されますが、円熟してどんな役もこなせるスターになった方は「専科」に異動になることがあります。専科に入るための条件などはありませんが、日舞、ダンス、歌、お芝居、何かに秀でた才能をお持ちの方が多いです。

現在の専科さんはこちらの方々。

専科 | 宝塚歌劇公式ホームページ　

元トップスターの轟悠さんや、44期生の松本悠里先生など、生きる伝説のような方も所属していらっしゃいます。2012年に96歳でお亡くなりになった「宝塚の至宝」「白薔薇の君」と呼ばれたスター・春日野八千代先生（18期生）も、生涯現役、専科として在団してらっしゃいました。

専科さんは老け役などでも多いにご活躍なので、途中で退団されることは稀で、定年（と思われる年齢）まで在団されることが多いです。

春日野先生、松本先生、轟さんは、劇団理事も兼任。理事には、定年が適応されないようです。

専科さんは5組の枠を超えて出演するほか、外部（宝塚以外）の公演に出演されることもあります。また、劇団公式サイトでインフォメーションされない外部のお仕事もあるようです。専科さんにお手紙を書くと、こうした外部のお仕事のご案内をいただけることもあります。

専科さんのご活躍の様子が記事になっています。

（月刊タカラヅカ）専科　舞台に深みプラス：朝日新聞デジタル　



 



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