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ラジオ番組降板 涙声で4分肉声謝罪「本当に本当にごめんなさい」 コメント全文

ラジオ番組で騒動について肉声で謝罪したショーンKさん

 学歴詐称が報じられていた“ショーンK”こと経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上さんが騒動について謝罪する約4分間の肉声コメントが19日、FMラジオ局「J−WAVE」で放送された。毎週土曜午後9時のこの時間帯はショーンKさんが出演するレギュラー番組「MAKE IT 21」が放送されていた。ショーンKさんは「リスナーの皆さん、関係者の皆さん、このたびはとてつもないご心配とご迷惑をお掛けして、おわびの言葉も見つかりません。ただただ心から申し訳ないと思っています」と謝罪し、「何をどのように伝えられても今回の取り返しのつかない事態の発端と過ちの原因、その責任はこの私にあります。このことを重く、重く受け止め、長らくの休業、メディア活動の休止を決断いたしました」と発表した。

 ショーンKさんの肉声は途中、何度か涙声になりながら、約15年続いた番組の思い出と、リスナーやスタッフ、ゲストへの感謝の言葉も語られた。ショーンKさんは「今回このようなことになってもなおこんな私にたくさんのメッセージをくださる皆さんに、なんとお礼の気持ちを伝えればいいのか、言葉が見当たりません。またいつか、どこかで、お会いできること信じて、それを勇気に生きてまいります」とし、最後に「リスナーの皆さん、関係者の皆さん、愛するスタッフ、本当に本当にごめんなさい。申し訳ありませんでした」と改めて謝罪の言葉を口にした。

 なお「J−WAVE」では、ショーンKさんからの期限を定めないメディアでの活動停止の報告を受け、協議した結果、今後の「MAKE IT 21」の放送継続は難しいと判断。「このような形で番組が終了してしまうこと、リスナー皆様、並びに関係者の皆様に心よりおわび申し上げます。また、ショーンKさんのプロフィルの確認が不十分であったため、皆様にご迷惑をお掛けしましたことをおわび申し上げます」とコメントしている。

ショーンKさんの肉声コメント全文

 リスナーの皆さん、関係者の皆さん、このたびはとてつもないご心配とご迷惑をお掛けして、おわびの言葉も見つかりません。ただただ心から申し訳ないと思っています。

 何をどのように伝えられても今回の取り返しのつかない事態の発端と過ちの原因、その責任はこの私にあります。このことを重く、重く受け止め、長らくの休業、メディア活動の休止を決断いたしました。

 2000年10月から15年と半年、毎週土曜のこの番組は私そのものでした。いろんなことがありましたが、毎週背を伸ばしてマイクの前に座ることで、皆さんとつながることで、どれほど救われたか分かりません。

 毎週お越しいただいたゲストの方々にはたくさんのことを皆さんと一緒に学ばせていただきました。私こそが「MAKE IT 21」という教室の最前列に座る生徒でありました。本当にありがとうございました。

 そしてリスナーの皆さん、長い間、リビングルームで、車の中でランニングをしながら、お散歩をしながら、残業をしながら、毎週毎週聴き続けてくださって、ありがとうございました。

 質問、ビジネスアイデア、私の言い間違いへの訂正、リクエスト、毎週たくさんメールをくださってありがとうございました。

 春にはフリーマーケット、ビジネスプランのコンテスト、トークライブ、経営の勉強会、一緒に皇居も走りました。カラオケにも行きました。思い出もつきません。本当にありがとうございました。

 今回このようなことになってもなお、こんな私にたくさんのメッセージをくださる皆さんに、なんとお礼の気持ちを伝えればいいのか、言葉が見当たりません。

 またいつか、どこかで、お会いできること信じて、それを勇気に生きてまいります。

 リスナーの皆さん、関係者の皆さん、愛するスタッフ、本当に本当にごめんなさい。申し訳ありませんでした。

 そして長い間ありがとうございました。

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