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コウノトリの卵 放鳥目指し取り寄せ 千葉・野田市
3月20日 7時10分

コウノトリの卵 放鳥目指し取り寄せ 千葉・野田市
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国の特別天然記念物、コウノトリの野生復帰に向けて去年、自然界への放鳥に成功した千葉県野田市は、遺伝的な多様性を確保しようと兵庫県で生まれたコウノトリの卵を取り寄せて放鳥を目指すことになり、19日、卵が野田市の施設に届きました。
千葉県野田市はコウノトリの野生復帰を目指し、4年前から飼育しているつがいから生まれたコウノトリを去年7月、初めて自然界に放鳥しました。
市はことしも放鳥する計画で、今回は遺伝的な多様性を確保し、同じ親鳥から生まれたコウノトリばかりにならないよう、兵庫県豊岡市で飼育されているコウノトリから生まれた卵を取り寄せ、ふ化したひなを放すことを目指しています。
兵庫県から運ばれた2個の卵は、温度や湿度を管理できる容器に入れて19日、野田市の飼育施設に到着し、卵の状態に問題はないということです。
このあと野田市のつがいに抱かせる「たく卵」という方法でふ化を目指すことになっていて、順調に進めば今月中にも、ひなが誕生する見込みだということです。
飼育員の森本直樹さんは、「親鳥がしっかり卵を抱くか心配だが、順調に育って羽ばたく姿を多くの人に見せたい」と話していました。

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