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【プロ野球】

樹理、中田と真っ向勝負

2016年3月19日 紙面から

開幕前ラスト登板に向けキャッチボールするヤクルト・原樹理=神宮コブシ球場で(竹村和佳子撮影)

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 ヤクルトのドラフト1位・原樹理投手(22)=東洋大=が、20日の日本ハム戦(札幌ドーム)で開幕前最後の先発マウンドに上がる。18日に神宮コブシ球場でブルペン調整した右腕は、日本ハム・中田との初対戦をイメージし「置きにいくと抑えられない。自分の投球で投げきることが、いい結果につながる」と、生命線の内角攻めで真っ向勝負する気構えを示した。

 前回登板は、昨年日本一のソフトバンク打線を相手に5イニングを散発3安打、無失点に抑え、開幕ローテ入りを決めた。トリプルスリー男・柳田には、カットボールで内を突いたが、今度は侍ジャパンの4番・中田がいる。右打者には、最も自信のあるシュートで内角をえぐるのが持ち味。「ツボに入ると100%ホームラン、というイメージ。そういう打者との対戦は、これから先のためにもなる。肌で感じて、いい経験にしたい」と対戦を楽しみにしている。

 ここまで3試合で計11イニング投げ、失点はゼロ。「こだわりはない。もちろん無失点にこしたことはないが、点を取られてからどういう投球ができるかも確認したい」。中田や大谷らを相手に、無失点のまま開幕を迎えることはできるか。 (竹村和佳子)

 

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