蹴球探訪
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(3月16日)
【サッカー】香川「楽しかった」2016年3月19日 紙面から
◇欧州リーグ 決勝T2回戦第2戦 ドルトムント2−1トットナム【ロンドン原田公樹】欧州リーグは17日、16強による決勝トーナメント2回戦第2戦の8試合を行い、MF香川真司(27)のドルトムント(ドイツ)は敵地でトットナム(イングランド)を2−1で下し、第1戦との合計点を5−1として、準々決勝へ勝ち上がった。香川は後半26分からセンターMFとして途中出場した。 注目のイングランド勢対決はリバプールがアウェーでマンチェスター・ユナイテッドと1−1で引き分け、2戦合計3−1で8強入り。3連覇を目指すセビリア、ビルバオ、ビジャレアル(いずれもスペイン)なども勝ち上がった。ドルトムントは準々決勝でリバプールと対戦する。 ◆「結果出さなきゃ」ドルトムントは敵地でオバメヤンが2ゴールを決め、2戦合計5−0でリード。8強入りをほぼ確実にした時点で、香川はピッチに送り出された。中盤で動き回ってボール支配率を高め、試合を終わらせるのが役目。「雰囲気がよかった。久しぶりのイングランドで楽しかった」と香川。意地を見せたトットナムに1ゴールを決められたが、プレミア2位を敵地で下すという大きな勲章を得た。 今季前半、香川は絶好調だったが、中盤にやや失速した。しかし4日前のマインツ戦で今季5得点目を決め、復調の兆しが見えたばかり。欧州リーグ8強進出は自信になり、シーズン終盤でのスパートへの好材料だ。 この日が27歳の誕生日。「もう27歳。日々感じている。サッカー選手として、いい時期、いい年齢と言われているけれど、結果を出さなきゃ。しっかり頑張りたい」。懐かしいイングランドの匂いを嗅ぎながら、気持ちを新たにした。 PR情報
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