大関稀勢の里(29=田子ノ浦)が無傷の7連勝とした。東前頭2枚目隠岐の海(30=八角)との立ち合いで左を差し、おっつけて右上手も引くと、じっくりと土俵際に詰め寄って寄り切り。「良かったと思います」と、盤石の内容に納得の表情だった。

 中日は同じく全勝の東前頭4枚目勢(29=伊勢ノ海)との直接対決が組まれ、勝ったほうが単独トップになる。「1日1番、集中してやるだけですね」と、13連勝した13年夏場所以来、2度目のストレート給金を狙う。