これって妖怪のせい?
この世で起きる不可解な出来事は、全て妖怪の仕業。そんな妖怪達を見る事が出来る腕時計こそが「妖怪ウォッチ」です。
妖怪達との出会いが、貴方の人生にどんな影響をもたらすのか、それは誰にも分かりません……。
というわけで、ウィッス!
突然ですが、うちには妖怪ウォッチがいくつかあります。でも妖怪ウォッチがなくても見える困った妖怪が2匹居ます。
それは、みなさんご存知の妖怪「ハナホ人(Google 検索)」です。しかもこのハナホ人は進化版なので、「ホジホジ、パクッ」とします。
……別にわたしは、テレビのマネをして両手の指を鼻の穴に突っ込んで「ホジホジ」言うくらいなら構いません。
でも、食うなよ……。
気がついたら「ホジホジ、パクッ」の6歳になる息子。そして、それを積極的に真似る3歳の娘。
君は女の子だぞ。ただでさえ破天荒な性格なのに、嫁の貰い手に困るわ。
どうですかこの不祥事案件。人事じゃないでしょ?きっとどの家庭でも「ホジパクー」あるでしょ?ノーズファンシーの。
だって、アナ雪でもクリストフが「男はみんな鼻くそを食べる」とか言ってたじゃないですか。
というわけで、なぜ子どもたちは「ホジパクー」をするのか、その原因と対策を考えたいと思います。
実は大人も鼻くそを食べる
実は大人も鼻くそを食べるそうです。
【年代別「鼻くそを食べたことがある」と回答した人の割合】
20代:37.7%
30代:35.3%
40代:27.3%
50代:22.0%
60代:13.7%次に、20代・30代の男女にスポットライトを当ててみます。
【20代・30代男女の「鼻くそを食べたことがある」と回答した人の割合】
20代男性:38.7%
30代男性:41.3%20代女性:36.7%
30代女性:29.3%
結構衝撃です。わたしと同年代のママたちも10人中3人は鼻くそ食べてたなんて……。次あった時に自然に鼻に目が行きそう。
また、Wikipediaには今でも「ホジパクー」をしてる大人が4.5%いると書いてありました。
これはかなりマズイと思いました。
「このままでは将来、息子と娘が鼻くそパパと鼻くそママになってしまう。」
「無意識にホジパクーしてたら、将来孫の顔が見れなくなってしまうかもしれない。」
しっかりと今のうちにやめさせておかないと。
なぜ子どもは鼻くそを食べるのか
「食べないで!」と言っても子どもたちが食べてしまう理由は、癖になってしまっているからです。
「癖がつくほど食べたいってどういう理由?」そんなことを考えていると、「た、食べればわたしもわかるかな……。」なんて出来心が湧いてきますが、思いとどまっています。
なぜ、鼻くそを食べたがるのか、真偽は不明ですが理由を調べてみました。
子どもが鼻くそを食べる理由1.美味しいから…
鼻くそには塩分が含まれているそうです。まぁ、鼻水が口に入るとしょっぱいので、何となくわかります。
人は、しょっぱいもの、塩分が含まれているものが好きだから鼻くそを食べるそうです。
子どもが鼻くそを食べる理由2.免疫力を高めるから(本能)
鼻くそを食べると、免疫力が上がって健康になるそうです……。で、本能的に食べていると。
カナダのサスカチュワン大学のスコット・ナッパー准教授は、鼻くそを食べることで健康になるという研究をしているそう……。
ナッパー准教授の場合は小さな「2人の美しい娘」のクセから、研究のヒントを見つけたという。「頻繁に鼻をほじっている」彼女らが決まってその指を口に運んでいるのを見た彼は、注意をするのではなく、その秘めたる可能性に興味を抱いた。
いやいやいや、どうなのこれ。もし健康に良いから推奨するって学会で発表されたら、街中で普通にホジパクーが見れるのかしら。
子どもが鼻くそを食べる理由3.ティッシュや手洗いが面倒
「汚れた手を服で拭かないの!」
「もー、こんなにおかずを服にこぼしてー!」
「口の周りはティッシュで拭きなさい。」
子どもはいくら言われても、服や身の回りを汚しまくります。
これってちょっとしたことに気を使えなかったり、汚したあとにどうなるかを考えられないからです。
もちろん鼻くそもいっしょ。ティッシュを使って拭いたり、手洗いをすることが面倒、でも服につけたり、そのままにしておくとママに怒られる。
「えーい。パクー」
証拠隠滅完了です。
子どもが鼻くそを食べる理由4.親の教育・しつけ不足
子どもだから多少は多めに見ても……としつけを怠ってしまうと、気がついた時には習慣化してしまいます。
習慣になってしまうと無意識にその行動をとるため、「ホジパクー」が良くないことだとわかっていてもやめられなくなってしまいます。
鼻くそは食べても大丈夫?
では、そもそも「ホジパクー」は何がいけないのでしょうか。
「他人に迷惑かけないじゃん!」と言われればそれまでなんですが、一応成分を調べてみたところ、
1.体外のもの:空気中のホコリ、食べかす、ダニなど微生物、砂ぼこり、細菌など
2.体内のもの:鼻水・皮脂
この1と2を合わせたものが鼻くそです。一見とても汚いものに思えますが、普段からわたしたちの口に入ってくるものばかりなので、理解すれば、んーまぁ、という感じ。
ただし、塊になるとインパクトは数段上がります。
となると、やっぱり行儀が悪い、不潔というイメージが浸透しているため、食べてはいけないと考えた方が良いのかもしれません。
少なくともわたしは嫌!です。"人前"で「ホジパクー」する人にはあまり近づきたくないですし、異性ならお付き合いはしたくないです。
隠れてやる分には仕方がないかなと思います。"人前"で「ホジパクー」は、「嫌がる人がいるのに自分がしたいからする。」というデリカシーに欠ける人だと認識してしまいます。
子どもが鼻くそを食べないようにする対策
最後に、子どもが「ホジパクー」をしないようにするためにどうすれば良いかですが、これはひたすら注意し続けるしかないと思います。
習慣になってしまう前にやめさせるしかないでしょう。
とは言え、「ホジパクー」をしたくらいで怒ることはありません。
今はパパと協力して、鼻を触ったらティッシュを持っていく、ホジホジしたら「ティッシュ使いなさい。」と優しく言うという風に、指を口に持って行く前に意識させるように気をつけています。
もちろん、わたしたちが見ていない場所ではバクバク食べてるかもしれませんけどね……。
うちのハナホ人たちが美味しいと思って「ホジパクー」してたらショックだなぁ……。
ではー(´ε` )