核ミサイル基地で薬物疑惑
米空軍、14人を停職処分
2016/3/19 07:10
【ワシントン共同】米空軍は18日、核ミサイルがある西部ワイオミング州のウォーレン空軍基地のミサイル部隊に所属する兵士14人が、勤務時間外に違法な薬物に関わっていた疑いがあるとして調査を始めたことを明らかにした。AP通信は国防当局者の話として、コカインを使用したケースがあると報じた。
14人は警備要員。調査期間中は停職処分とした。
米空軍では複数のミサイル部隊で、ミサイルの管理態勢の不備や、飲酒トラブル、技能審査でのカンニングなど不祥事が相次いでいる。新たな疑惑の発覚により、核兵器の管理の信頼性がさらに揺らぎそうだ。