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【日教組の授業(下)】
日本は日清戦争から50年戦争を続けた! 東京裁判「15年戦争」史観をも超えるトンデモ歴史を教える先生がいた
日本教職員組合(日教組)の教研集会では毎年のように、反日・自虐史観のイデオロギーが色濃い授業実践が報告されているが、岩手県で2月5~7日に開催された今大会でも、日清戦争から先の大戦の終結まで戦争が継続されたする“50年戦争”史観が飛び出した。旧日本軍が満州事変から先の大戦の終結まで計画的に戦争を遂行したとする“東京裁判史観(15年戦争)”でさえこじつけなのに、それをも上回るトンデモ史観が一部の教室の中で流布している実態が浮かび上がった。(花房壮)
“50年戦争”史観が示されたのは、三重県の男性小学校教諭が発表したリポート「6年生の子どもたちと『戦争の半世紀(1894年から1945年)』と『これから』を考える」。
男性教諭は平成26年度の社会科の授業で、日清戦争以降の出来事について、児童たちが当時にタイムトラベルする形で考えさせるアプローチを採用した。
男性教諭が「戦争の恐ろしさを一つ書いて下さい」との指示に、ある児童は「一度勝ったら、負けるまで止まらないことが恐ろしい」と回答。さらに男性教諭が「いつから」と問うと、「1894年の日清戦争から」と答え、男性教諭も「そこから考えたら、51年続いたんだよね」と応じた。
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