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剥製だった先輩

作者:おんまこ
 東京都世田谷区、下北沢にてひときわ目立つ大きな家があった。
 名をガン掘リア宮殿、その一室でバットマンは黒色の大きなソファーに座る野獣に話しかけた。
「じゃあまず、年齢を教えてくれるかな」
 野獣はドヤ顔で答える。
「んっと、24歳です」
「24歳?もう働いているの?じゃ…」
「剥製です」
「剥製?あっ…ふ~ん」 
 バットマンはそういって察した。
 よくよく考えれば彼は剥製なのだから、働くも糞も無い。いや、そもそも彼がこの場でたたずんでいること自体が、彼の仕事だ。
 バットマンは続けて訊く。
「え、身長、体重はどれくらいあるの?」
「え~、身長が170cmで」
「うん」
「体重が24kgです」
「24kg。今なんかやってんの?スポーツ…すごいガッチリしてるよね」
「いや剥製なんで」
「あ、そうだよね」
「うん、そういう風になってるだけで…」
「あ~、だよね、そうだよね」
「はい」
「彼女とかいる?今」
「今はいないです」
 あれ?剥製なのにいたのか。
 バットマンは疑問に思い訊いた。
「今はいない?いつまでいたの?」
「こ…去年ですねぇ」
「去年…君、剥製だよね」
「はい」
「そのー…彼女さんも――」
「剥製です」
 野獣は食い気味にそう答えた。
「ふ~ん…あの、浣腸ていうのしたことある?」
「でき無いです」
「な、あれ、できない?」
「剥製なんで」
「あー…だよね」

ニコニコ本社が爆発した。

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