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「中年の星が一等星並に輝けた」宇宙飛行士の油井さんが帰還後、信州に初凱旋
国際宇宙ステーション(ISS)に約5カ月滞在し、昨年末に帰還した長野県川上村出身の宇宙飛行士、油井亀美也(ゆい・きみや)さん(46)が19日、帰還後初めて故郷・信州に戻り、宇宙での貴重な体験を報告した。ISS滞在中も長野県内の子供たちとの交信イベントを行うなど夢を与えてくれた“信州の星”の凱旋に県民は沸き返った。
同県塩尻市のレザンホールで開かれた「油井宇宙飛行士ミッション報告会~亀の恩返し~」(長野放送主催、産経新聞社など後援)には県内外から応募した参加希望者の中から5倍の“狭き門”を突破した1188人が集った。
油井さんはISSで行った各種実験のほか、食事や散髪などの宇宙での日常を映像を通して紹介した。無重力空間で逆さまになって浮遊したり球状になったスープを飲んだりする姿が映し出されると会場から歓声が上がった。ISS滞在中に油井さんが行った日本の無人補給機「こうのとり」をキャッチするミッションの場面では「非常に緊張したが成功できた。『中年の星』と言われることが多かったが、一等星並に輝けた」と振り返った。