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【大リーグ】

マエケン4・6メジャーデビュー

2016年3月19日 紙面から

打撃練習で柵越えを放ち、ガッツポーズするドジャースの前田(社英夫撮影)

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 【グレンデール(米アリゾナ州)穐村賢】マエケンのメジャーデビューは4・6パドレス戦!! ドジャースに今季移籍した前田健太投手(27)のメジャー初登板が4月6日(日本時間7日)のパドレス戦になることが決定的となった。17日(同18日)にデーブ・ロバーツ監督(43)が、前田が先発3番手として開幕を迎えることを明言した。21日の次回オープン戦先発ではマリナーズの岩隈久志投手(34)との投げ合いも濃厚となり、前田は対戦を心待ちにした。

 前田が先発3本柱の重責を担うことが決まった。全体練習前の定例記者会見に臨んだロバーツ監督が「先発は4番手まで決まっている。カーショーが1番手で、カズミアーが2番手、前田が3番手ということになる」と明かした。既に投手コーチらが3番手での起用を示唆していたが、監督が明言したのは初めて。5人ローテで順番通りならば、4月12日のダイヤモンドバックスとの地元開幕戦でも先発マウンドを任されることになりそうだ。

 その開幕3戦目までにオープン(OP)戦での登板は残り3度。次回21日はマ軍の岩隈と投げ合うことが濃厚だ。前田自身はOP戦で初めて打席にも立つ予定で「知らないピッチャーよりも日本人と、特に岩隈さんとできるというのはうれしい。勝ち負けは関係ないし、クマさんが投げてるところも見られる。(レギュラー)シーズン中は戦えないので、こういう機会ができてうれしいです」と目を輝かせた。

 この日の練習では岩隈との“直接対決”に向け、連日となるフリー打撃も行った。「毎日、毎日、バットを振って疲れた」と苦笑いも浮かべたが、マダックス編成本部長特別補佐を相手に右方向を意識した打撃で2本の柵越えも披露するなど、技術の高さ、体の切れの良さをうかがわせた。

 

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