あさの娘・千代が女学校を卒業して以来、よのと榮三郎は千代のお嫁入り先のことで盛り上がっていた。当の千代はあることを思い悩み、思い切ってあさにそのことを打ち明ける。さらにあさは千代の悩みを新次郎に相談するが…。一方、和歌山のはつは、寝たきりになってしまった菊の面倒を見ていた。そんな折、あさとはつの母・梨江の体調も芳しくないという知らせを受け、東京の今井家に向かうあさとはつ。母を見舞いに帰省したあさとはつに父・忠興は、ある重要な思いを娘たちに話し始める。 |
かつて加野屋で大番頭を務め、今は神戸でマッチ工場を営んでいる雁助が事故にあってしまい、意識を失ってしまう。病院へ駆けつけたあさは、雁助の手を取り語りかける。加野銀行では、榮三郎が新しい試みとして生命保険事業をあさに提案するが…。一方、和歌山のはつの次男・養之助の結婚が決まったという知らせを受け、よのはいよいよ千代の結婚相手のことが気になり始め、あさにある相談を持ちかけていた。そんな折、千代がずっと気になっていた啓介という青年が加野銀行に現れる。 |
あさは、よのからの熱心な頼みもあり、千代と東柳啓介とのお見合いを実現しようと東柳家と親しい大隈綾子に相談する。しかし啓介との縁談は順調に進まず、新次郎とよのは、どうにかしようと行動を起こすが…。そんな中、あさは女子大学校設立への寄付金集めが難航する中で発起人大会を大々的に行うことを計画。女子高等教育への世間の反発も大きくなってしまうが、何とか日の出女子大学校の創立の日を迎える。そしてあさは、集まった女子学生たちに自らの女子教育への熱い思いを語り始める。 |
千代と啓介が婚礼を間近に控えている中、あさは時間がある限り女子大学校に通い、さらに加野屋が営む生命保険会社に関して大きな改革を決断。事業拡大を実現させる。そんな折、美和のレストランでついに千代と啓介の婚礼を祝うパーティが盛大に行われ、多くの人が祝福に訪れる。その後、あさは東京の女子大学校で講義をすることになり、講義を聞く女学生の中には平塚明の姿があった。一方、和歌山のはつの家ではある問題が起こっていた。ほど無くして、加野屋では千代が出産の時を迎える。 |