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イ・セドル'AlphaGo対決'広告ニューヨークで掲示
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▲人工知能'AlphaGo'との対決で世界的話題を集めたイ・セドル9段の広告が21日からニューヨークで掲示される。広告を自費で製作したブリッジエンタープライズのハン・テカク代表は'世紀の対決'がソウルで繰り広げられたという事実を'世界の首都'ニューヨークでもう一度広報したかった"と話した。


ブリッジエンタープライズ ハン・テカク代表が自費で製作

人工知能'AlphaGo'との対決で世界的話題を集めたイ・セドル9段の広告がニューヨークに登場する。

イ・セドル9段とグーグルの人工知能ロボット AlphaGoが行った'世紀の囲碁対決'の広告が21日(現地時間)からニューヨークで掲示されると'グローバルウェブマガジン'ニュースで(www.newsroh.com)が伝えた。 

タイムズスクエア近隣距離に上げられる広告は碁石を背景にイ・セドル9段がパッと笑う姿とコンピュータ回路対局イメージを形象化したグーグルのAlphaGoが並んでいる姿だ。 

上段には'London Machine vs Seoul Brain'というヘッドコピーを入れた。 AlphaGoがロンドン出身のコンピュータ天才デミス・ハサビスが開発した人工知能コンピュータという点を強調したものだ。 下段には'対決は終わった。 皆が勝者だ! (The Games are Over. Both Victors!)'という英文コピーが書かれた。

広告を製作した主人公はニューヨーク市公式広告代理店であるブリッジ エンタープライズのハン・テカク代表だ。 

ハン代表は"イ・セドル9段とAlphaGoの対決は感動のドラマであった"としながら"人類が開発した最も複雑で幽玄な囲碁というゲームで人間が人工知能コンピュータと対決するという大衆的な関心を呼び起こしたが西洋の物質文明と東洋の精神文化が出会った歴史的なイベントだったと考える"と話した。

彼は"イ・セドルを通じて韓国囲碁が世界に広く知られて、大韓民国国威を大きく宣揚した。 ニューヨーク証券取引所まで動かなかったか?"としながら"このような世紀の対決が私たちの祖国大韓民国の首都ソウルで世界の人の熱狂と歓呼の中で素敵に繰り広げられたという事実を世界の首都ニューヨークでもう一度広報したかった"と話した。

広告試案のイ・セドル9段写真の下には英文の名前と漢字の名前を並べた。 イ・セドル(李世乭)の漢字語'石(乭)'は韓国式漢字で、中国では'李世石'で表記していて初めには中国流を検討したという裏話だ。


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▲広告看板を仮想で掲載した姿。 


ハン・テカク代表は"当初試案では漢字の名前は'李世石'でしたが実名をきちんと知らせるのが良いという意見により'李世乭'にした。 今回の機会に中国人がイ・セドルの漢字の名前を正しく知ることになるように願う"と話した。 

ハン・テカク代表は去る2011年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック祝い広告を始まりに統一大当たり、光復節祝い、韓国の食文化、北朝鮮人権問題などの広告をマンハッタン距離に十数回にかけてあげた主人公だ。 ハン・テカク代表から今回の広告を出すことになった背景を聞いてみた。


-広告を出すことになった趣旨は?

"東洋と西洋が'シルクロード'を通じて接触した歴史は2000年を越えたが19世紀始めまではきわめて制限的だった。 東・西洋の去る200年間の歴史は痛みの歴史であった。

西洋が東洋を征服したり、東洋が西洋を習う、言い換えれば西洋が優位にある時代であった。 200年が過ぎた今、西洋が東洋の価値と幽玄な精神文化を理解、体得するになったと見る。

今回の対局が象徴的に見せている。 東洋と西洋が接触して大変重要な時代に非常に興味深いイベントであった。 中国も、日本も今回の行事に大きい関心を見せて対局を羨んだ。 北朝鮮が脅迫する時点にこのような世紀の対決がソウルで世界の人の熱狂と歓呼の中に無事に成し遂げられたことを世界の首都で再び広報したかった。"

-ロンドンのマシンとソウルのブレーンというヘッドコピーが印象的だ

"産業革命以後、西洋が世の中を支配して見たら世の中の基準自体が西洋ではないか? メートル(Meter)、マイル(Mile)等さらにオリンピックすべての種目が西洋試合だ。

西洋一辺倒のゲームで東洋伝統の囲碁を全世界の居間でTV中継したというのは歴史的に途方もない意味があると考える。 それもニューヨーク株式市場株式を代表するグーグルを相手に彼らの挑戦を受けて行った一戦、本当にすばらしかった!"

-広告コピーに'皆が勝者'とあるが

"先立って明らかにした通り今回の対決を'精神文化の相互間の場'と見るために勝負は問題にならない。 AlphaGoとグーグルも途方もない広報効果があったがイ・セドルを通じて私たちが得たのも多い。 まず囲碁を知らせて、大韓民国国威を大きく宣揚した。 ニューヨーク証券取引所まで動かなかったか?"


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▲ハン・テカク
 

-今回の囲碁対決を見た所感は

"一言で東・西洋をワンカット上から見るようだった。 石一つ一つに緊張した。 東洋の静寂な精神文化を知らせることができる最高のマインド スポーツを広報できるきっかけになってほほえましかった。 個人的に囲碁は大学の時しばしば打ったが手を考える思考力訓練は人類が作り出した白眉、精髓ではないだろうかと考える。

-イ・セドルの漢字名が目につくけれど 

"イ・セドル9段の父親が教師だと聞いたがイ・セドルの漢字の名前を見ればおしゃれな人だったようだ。 イ・セドルの名前で吏読(イドゥ)を考えた。 世宗大王(セジョンデワン)がハングルを創り出される前、数千年の間、韓国語を記録する事がどれくらい難しかったかということがイ・セドルの名前で感じることになる。 そのご先祖の'苦痛'と'創製'の有り難みを暗黙的に現わそうと漢字を併記する事になった。"

-広告はどこに掲示されるか

"マンハッタン タイムスクエア近隣7アベニュー39ストリートに付着される予定だ。 あまりにも競争が激しいところなので急遽広告位置をおさえるのが本当に難しかった。 幸いニューヨーク市との長い間の信頼のおかげで良いところをおさえることができた。" 

【ニューヨーク=ニューシス】ノ・チャンヒョン特派員
原文記事:イ・セドル'AlphaGo対決'の広告ニューヨークで掲示::共感メディアビジネスワイヤキャリア::