モスクワ=駒木明義
2016年3月19日11時48分
ロシア南部のロストフナドヌー空港で19日未明、フライドバイ航空が運航するドバイ発FZ981便のボーイング737―800型旅客機が着陸に失敗した。インタファクス通信によると、乗客55人、乗員7人の計62人全員が死亡したとみられる。
現地からの情報によると、空港は当時悪天候で、強風が吹いていた。着陸を1度断念し、やり直しの際に墜落したという。ロシア緊急事態省は、操縦ミスや機体の不備の可能性があるとみて調査を進めるとしている。空港近くの監視カメラの映像によると、機体が急角度で滑走路に突っ込み、一瞬で火の玉と黒煙に包まれた。
フライドバイ航空は格安航空会社として知られ、墜落機の乗客には旅行社が企画したツアーに参加した家族連れも含まれていたという。(モスクワ=駒木明義)
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朝日新聞国際報道部
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