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 国連は18日、国連アフガニスタン支援団(UNAMA)の山本忠通・事務総長副特別代表(65)を、同支援団トップの特別代表に任命する人事を発表した。日本人が事務総長の特別代表に就くのは2006年以来10年ぶりで3人目となる。

 山本氏は、74年に外務省入省し、北米1課長やハンガリー大使を歴任。10年~12年まで日本のアフガニスタン・パキスタン支援担当大使を務め、12年に東京で開かれた閣僚級の「アフガニスタン支援国際会合」を成功に導いた。14年10月からはUNAMAの事務総長副特別代表を務めていた。

 日本外務省によると、過去に事務総長の特別代表に就いた日本人には、92~94年に国連カンボジア暫定機構(UNTAC)特別代表、94~95年に旧ユーゴスラビア問題担当特別代表を務めた明石康氏、04~06年に国連東ティモール支援団(UNMISET)特別代表などを務めた長谷川祐弘氏がいる。(ニューヨーク=金成隆一)

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