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韓国 北朝鮮のミサイル発射 警戒と監視強める
3月19日 7時04分

韓国 北朝鮮のミサイル発射 警戒と監視強める
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韓国国防省は18日、中距離弾道ミサイル2発を発射した北朝鮮がミサイル発射実験のペースを速めていて、今後、さらに射程が長い新型の弾道ミサイルの発射を初めて行う可能性もあるとみて、監視と警戒を強めています。
北朝鮮は18日、首都ピョンヤン(平壌)の北にあるスクチョン(粛川)付近から、「ノドン」とみられる中距離弾道ミサイル2発を発射し、このうちの1発は東におよそ800キロ飛んで日本海に落下しました。
北朝鮮はこれに先立って、キム・ジョンウン(金正恩)第1書記の立ち会いの下、今月3日にロケット弾とみられる6発を、10日には「スカッド」とみられる短距離弾道ミサイル2発を、それぞれ発射していて、ほぼ1週間ごとに、発射するミサイルの射程を伸ばしています。
これについて韓国国防省は、北朝鮮がキム第1書記の指示で弾道ミサイルの能力向上を図る発射実験のペースを速めていて、今後、射程がグアムに届く4000キロに達するとされる中距離弾道ミサイル「ムスダン」や、射程がアメリカ西海岸に届く1万キロに達するともいわれる大陸間弾道ミサイル「KN08」といった新型の弾道ミサイルの発射を初めて行う可能性もあるとみています。いずれのミサイルも大型の車両から発射する移動式であるため、発射の兆候をつかむのが難しいとされていて、韓国国防省は監視と警戒を強めています。

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