異常なコスパで6050mAhバッテリー搭載ulefone Powerが凄すぎる
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某掲示板みたいなタイトルつけたけれど、これはほんと笑うしかないスペックなので、前のめり気味に紹介いたします。
中華スマホ、侮りがたし。
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ulefone Powerの詳細スペック紹介
本日紹介するのは、中国のメーカーulefoneのPowerというスマホ。入手のきっかけはoreさんが書いていて、ガジェットニュース系としては珍しくホッテントリ入ってたこちら(このスペックでこの価格!高コスパが期待できるスマホ「Ulefone Power」 | orefolder.net)の記事を読んで。
なんか深夜の勢いで秒速で購入。もろもろ入れて、$192でした。 / “このスペックでこの価格!高コスパが期待できるスマホ「Ulefone Power」 | orefolder – Androidスマホ情報サイト” https://t.co/MB3tOZGbD2
— ハマコー (@hamako9999)
Gearbestでの決済完了後、到着には、実は1ヶ月近くかかりました。ここらへんは輸入の宿命ですかね。
まずはこのスマホがどの程度凄いか、他のスマフォと主要スペックを比較してみます。比較対象は、最近SIMフリースマートフォン界隈でも、大容量バッテリーをウリにしている、Zenfone MaxとPriori3S LTE。
公式スペックはこちらに記載有り。
参考:ulefone Power | Specifications – ulefone
Zenfone MaxとPriori3S LTEとのスペック比較
Brand | ulefone Power | ASUS ZenFone Max | FREETEL Priori3S LTE |
---|---|---|---|
Size | 横77mm 縦155mm 厚さ9.5mm |
横77.5mm 縦156mm 厚さ10.6mm |
横72mm 縦144mm 厚さ9.4mm |
Weight | 190g | 202g | 161g |
OS | Android 5.1 Lollipop Upgrade Android 6.0 |
Android 5.0.2 Lollipop | Android 5.1 Lollipop |
CPU | MediaTek MT6753 1.3GHz |
Snapdragon 410MSM8916 1.2GHz |
MediaTek MT6735P 1GHz |
RAM | 3GB | 2GB | 2GB |
ROM | 16G (Micro SD card Up to 64GB) |
16G (Micro SD card Up to 64GB) |
16G (Micro SD card Up to 128GB) |
Battery | 6050mAh | 5000mAh | 4000mAh |
Display | Size:5.5 inchResolution FHD 1920*1080 pixels |
Size:5.5 inchResolution HD 1280*720 pixels |
Size:5 inchResolution HD 1280*720 pixels |
Camera | 1300万画素 前:500万画素 |
1300万画素 前:500万画素 |
800万画素 前:500万画素 |
SIM | Micro SIM Micro SIM |
Micro SIM Micro SIM |
Nano SIM Micro SIM |
Price (税込) |
22,879円 | 30,024円 | 19、224円 |
ちなみに、ulefone powerの価格22,879円はgeatbestでの輸入に関わる経費もろもろ入れた価格です。本体価格は179.99 USD。
ulefone power購入費用(USD) Total :192.01
・Commodity price : 179.99
・Delivery costs: 7.42
・Insurance: 4.60
スペック比較では、他機種に劣る要素無し
上記スペック比較表を見てみると分かる通り、本体価格が1万円程差があるZenfone Maxと比較しても、スペック上劣る要素が殆ど有りません。ホントかよコレと思うぐらい。
解像度はフルHD、かつバッテリー容量が6500mAhというところで、バッテリー容量がウリのZenfone Maxより1500mAh多く、さらに端末重量が12g軽いとか、正気の沙汰とは思えん。
上記スペック表以外だと、背面の指紋認証やQuckCharge2.0にも対応してます。
唯一、搭載CPUがQualcommではなく、MediaTekなのが、気になるところ。ここらへん、自分はMediatek搭載端末を実際に触ったことがないのでなんともいえませんが、嫌な人はウィークポイントになるかもですね。
ulefone Powerの外観紹介
いつもの開封の儀から。まずは外箱。なんか、筋状のキズとシールが無造作に貼ってあるのが、輸入っぽい風情が出てて良いですね。全然良くないけど。しかたない。
蓋をあけたところ。最近のスマホは製品むき出しでこんにちは〜するのが多いけれど、こちらは、さらさらしたビニール袋の入ってました。この微妙な袋のあまり具合とか、萎える要素ではある。
さらに下側、同梱品等。一般的な充電ケーブルやイヤホン。
実はそれ以外にも、クリアケースと保護シートがついているという親切仕様!!自分は基本スマホは裸族なのであんまり使わないんだけれど、こういったマニアックな端末は、アクセサリー類を手に入れるのに苦労するので、嬉しい人には非常にありがたいのでは。
付属のケースを付けてみたところ。木の見た目を損なわない仕様はなかなかステキ。
本体前面。タッチキーはオンスクリーンではなく、ディスプレイ下部に外出しになってます。こういう場合、Galaxyシリーズのようにホームボタンが物理キーになっているものも多いんだけれど、非常にシンプルなデザインで良いすな。戻るボタンは右側という、大陸仕様?です。
本体の大きさ比較。左からNexus6、ulefone Power、GalaxyS6 edge。ファブレットとしての十分な存在感があります。
特徴的な背面の紹介。Webサイトでみたとき、「どうせシールだろう・・・」と高をくくってたんだけれど、ところがどっこい、しっかり木の質感を感じるという素敵仕様!!触ると、適度にザラザラします。
ロゴ部分はあとからのプリント貼り付けかと。何かの拍子に剥がれてしまいそうな危うさを感じます。
1300万画素のカメラと指紋認証部分。出っ張りが非常に少なくスタイリッシュ。ただ、指紋認証の場所は上よりすぎるかなぁと感じます。ちょっと、人差し指を届けるのが億劫。
サイド紹介。上部は、イヤホン出力となんかの出力部分。赤外線?かなぁ。また後で調べておきます。
左側面はSIMトレイ。SIMトレイは、デュアルSIM、もしくはSIMとマイクロSDという仕様。最近よくあるパターンですね。
した側面は、通常のマイクロUSB充電。
右側面は、音量キーと電源ボタンとマルチメディアボタン。この丸いのどこかで見たような・・・
昔のXperiaを完全にパクったと思われる丸いボタンは、電源キーではなく、カメラボタン。これを一発押すことにより、どの状態からでもカメラが起動するというもの。ややこしいわ。最初は、ロック解除のためにこればっかり押してました。
この感覚が、Xperia。
重さは190gということもあり、それなりの重さは感じるけれど、Nexus6が184gなので、このサイズのスマホとしては案外普通。バッテリー容量が6500mAhということを考えると、むちゃくちゃ軽いかもしれません。
で、触ってて驚くのは、その質感の高さ。正直実際、手にとって見たらがっかりするんだろうなと思ってたんだけれど、丁寧に処理された木の質感と、サイドの金属部分の加工が非常に独特の世界観がある。俺好きだ。コレ。
2万前後の価格帯によくあるスマホのプラスチッキーな安っぽさは皆無。普通に、所有欲を満たしてくれる仕上がりになってます。この値段で、これ、すげぇな。
ulefone Powerの中身の紹介
今度は、中身、ソフトウェア関連を紹介していきます。
かなり素のAndroidな初期状態
最初に電源ボタン押して初期セットアップが始まるとおもいきや、そういった初期設定ウィザード的なものは一切なく、速攻ホーム画面が表示されます。
ドロワーから見える初期インストールソフトはこれだけ。異常に少ない。
独自アプリっぽいのは、SIM Toolkitぐらいか?あと、Google関連アプリだと、「マップ」「Gmail」「Google」「Playストア」の4種類のみ。「Chrome」や「Youtube」さえ入っていないのは驚いた。GMS認証通ってるんやろうか・・・
フォントには、ちゃんと日本語が含まれており、中華フォントではないので、そのへんは一応安心。
ベンチマークは低スコアながら、快適な操作性
スペック比較の指標として、Antutuを実行してみたら、36945という結果。うん、低いな。
ここらへんは、同一価格帯、同一CPUのFREETEL雅よりちょっと良いぐらい。まぁ妥当ですな。
実際の操作感として、普段使いのパフォーマンスには全く気にならない。同一価格帯のスマホは通常HD解像度なのに、ulefone Powerはフル解像度でキビキビ動く。フリックやスクロールも非常に小気味よい。
試しにデレステをやってみたところ、初期設定で3D標準と判定され、プレイ中特に引っ掛かりなどを感じることも有りませんでした。にわかなので、むっちゃ初期のSnowWingです。
動画の解像度がイマイチなので荒く感じるけれど、スクリーンショットは、綺麗に表現されてます。
細かい使い心地を追求した機能の数々
ほぼローレンジの価格帯なのに、操作性を追求した機能がいろいろあります。妙におもてなし機能が多い。
指紋認証は、確かに早い。自分がもっている端末で言うとS6edgeばりに早い。一昔前のS5や、iPhone5Sに比べれば勝負にならないぐらい、実用的な速度で認識してくれます。
ジェスチャー系機能も豊富。最近多い、ロック画面解除のダブルタッチやジェスチャーにも対応。
その他、任意のアプリ起動ジェスチャーを割り当てたり。これは、ジェスチャーOに、Playストアを割り当てたところ
なんか、最近の日本のスマホにありそうな、こういったおもてなし機能がある。なんでやろ。やりますね。
6500mAhのバッテリーはさすがにもつでコレ
公称値が6500mAhと言いつつも、実際のところどうやねんという疑念が拭い切れなかったこの端末。最近のBatteryMixのグラフがこちら。
丸2日使って、残量75%。マジかコレ。この間、常時使っていたわけではないけれど、レビュー用にデレステとFF9はちょこちょこやってて、これ。
もともとプリインストールアプリが極端に少なく、入れているアプリも少ないということを差し引いても、このバッテリー持ちは、普通のスマホとしてはまさに異次元の持ち具合と思われます。ちゃんと6500mAh入っているっぽいね。
異常なコスパの異次元端末
正直、実際に手にとって見るまでは、値段に対してスペックが異常なので、「やばい端末だったとしてもネタにはなるかぁ」ぐらいの気持ちだったのに、到着して2週間ほど使ってみたところ、全く普通に使えてます。
外装も安っぽさは皆無。特に木の背面は、似たようなスマホはあまりなく、所有欲を満たしてくれて非常に好感触です。中身のスペックもミドルレンジとは思えない使い心地の良さで、液晶の発色も綺麗。各種ジェスチャー機能や指紋認証など、隙がない。バッテリーの持ちも通常スマホにはありえない。
カメラは、まだ殆ど試せてないので、またそこら辺評価できたら、更新しようと思ってます。Sony製 IMX214搭載で、F値1.8とか、これもスペックはかなり良さそうなんですよね。
これが2万円ちょいとは、ミドルレンジ端末の概念を完全に吹き飛ばしていると言って良いかと。それぐらいの衝撃です。スマホ好きなら、一つは押さえておいて損はさせない端末じゃないでしょうか。
自分が購入したのはGearbestから。届くまで1ヶ月かかった。ここらへんは我慢のしどころではある。今も、本体は179.99USDで購入可能。
Ulefone Power 4G Phablet-179.99 and Free Shipping| GearBest.com
Amazon.co.jpにもありました。2016年3月17日時点で、白が23,800円。Woodが26,800円。在庫がどんだけあるか全然わからないので、せっかちな人はこちらも有りかと思います。上で見てきたとおり、この値段でも全然安いのでは。
それでは、今日はこのへんで。ハマコー(@hamako9999)でした。
PC-記事下-サブ(Amazon)
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