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癒されたい味のりのブログ

あなたに【笑える一時】と【真面目に考える時間】を提供します 。

会社を休もうとした時の会社の対応が冷酷過ぎた話

日常

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社会人としてやはり体調管理は大切だ。ただどうしても体調が悪い時ってあるよね?

社会人3年目になり、仕事もだいぶ慣れいろいろな案件を任されるようになった頃。この頃の僕は社会人になってから一度も休んだ事が無かった。元々人が足りていない事もあり、少しでも体調が悪ければすぐに病院で見てもらい、悪化させないようにしていたし、多少体調が悪くても出勤していた。

その日も当然会社に出勤する予定だったんだけど、寒気が凄まじく立っているのいっぱいいっぱいだったんだよね。体温を調べるとなんと39度。これはさすがに出勤は難しいと判断し、会社に連絡を入れることに。


僕「すみません。今朝、体温を測ったら39度ありまして、立っているのも辛いので本当に申し訳ないのですがお休みを頂いてもよろしいでしょうか?」

本当に辛いときは上司でも優しくしてくれる・・・そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。

「いいよいいよ。こっちは何とかするから早く病院行っておいで」

そんな言葉を掛けて貰えると幻想を抱いていた。

しかし、返ってきた言葉はまったくの想定外の言葉だった。

上司「ふざけんな!!!お前が休んだら誰がお前の仕事すんだよ!!!甘えんな!!!這いつくばってでも出てこい!!!

僕は正直耳を疑った。厳しい会社だとは思ってはいたけれど、それはすべて僕の為。本当に大変な時は助けてくれると、そう思っていたんだ。でもそれはすべて幻想だった。そう全て幻想・・・厳しい現実の前にさらさらと脆くも崩れ去っていく。

僕「いやしかし・・・」
上司「しかしじゃねーよ!!!早く出てこい!!!
僕「・・・わかりました」

僕はふらふらになりながらも出勤。

しかし、本当の地獄はこれから!

39度の熱があることも寒気がすごい事も伝えてあったし、本当にしんどかったのでその辛さは伝わっていたと思う。しかし、上司から出された今日の仕事は




業務用冷凍庫の中での荷物整理




おいおいおい何でやねーん!

嫌がらせか。嫌がらせなのか!?人が何十人も入れるような大きな冷凍庫の中で39度の熱の中、5キロ~10キロある荷物の整理整頓。どれくらいの時間作業をしていただろうか?30分だっただろうか、1時間くらいだっただろうか。永遠とも思える時間だった。僕はこのまま冷凍庫の中で天国に召されるんじゃないだろうかと本気で思っていた。

その後、気合で乗り切り、仕事が終わった後、帰ろうとする僕に上司が声を掛けてくる。嫌な予感がした。きっと労いの言葉ではないだろう。労いの言葉をかけてくれるような優しい上司なら僕を休ませてくれてるはずだ。
いったいなんだろうと思いながら僕は上司のところへ向かう。

僕「はい・・・ぜえぜえ・・・何でしょうか・・・ぜえぜえ・・・」
上司「甘えてるから風邪なんて引くんだよ!
僕「・・・」
上司「体調管理も仕事の一つだろうが!自分の体調管理すら出来ないのか!そもそも、自分の仕事だ。休んだらみんなに迷惑掛ける。そうやって責任感があれば風邪なんて引かない!」
僕「・・・すみません」
上司「すみませんじゃねーよ!遅れた分どーすんだよ。はぁ・・・遅れた分は責任持って朝早く来てやれよな」
僕「・・・はい」



僕が上の立場になったら部下には優しくしよう・・・そう決意した瞬間だった。