読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

全マシニキは今日も全マシ

秋田在住ジロリアン。アニメ、やきう、ロック好き。底辺ベーシスト。底辺投資家。出世を捨てリア充を目指し趣味に生きる。

Ads by 忍者admax

社会で戦っていける後輩を育て終えて思うこと

仕事

スポンサーリンク

全マシニキは今日も全マシィィィッ!

全マシニキです!

 

今回は仕事の話をします。

先日、後輩が異動しました。

2年間、私が教育係として指導してきましたが、どこに行っても戦える人材に育ってくれたと思っています。 

 

後輩との出会い

後輩は2014年に新卒で私の職場に配属されました。

私が直属の先輩となります。

新入社員が配属されると知った当時の上司は驚くべき発言をしました。

「新入社員なんてめんどくせえなあ!俺は嫌だわ。」

呆れましたよ。

新入社員は最初の上司がどうかで人生が決まると言っても過言ではありません。

残念ながら当時の上司は仕事ができませんし、言動からもわかるように指導者として終わっています。

「彼の人生に責任を持って育てなければならない」と私は強く思いました。

 

後輩が来た時の第一印象は「タラタラしてて全くやる気ねえなあ」でした。

まだまだ学生気分が抜けず、社会人の自覚が全くない。

 

まるで昔の自分を見ているようでした。

 

叱らなければいけない辛さ

昔の自分にそっくりな当時の後輩を見て、私は本当に昔の恩師に迷惑をかけていたんだなあと思いました。

幸い、私を育ててくれた方は立派な方でしたので、私も一人前になれました。

残念ながら後輩の上司は教育を放棄しているようなものでした。

というか仕事ができなすぎて後輩の世話なんかできる余裕ありませんでしたしね。

 

なので後輩の勤務態度が悪い時は、嫌でしたが私が叱りました。

私も仕事は嫌いで立派な社員ではありませんが、最低限は指導しなければいけません。

私は若いころ強烈なパワハラを受けてきました。

誰も守ってくれませんでした。

だから同じような思いを後輩にさせたくありませんでした。

幸い、後輩には私がいました(自分で言うのもなんですが)

周りから身を守るため、私と同じ失敗をしないためには、厳しく叱らなければいけないことが何度もありました。

けれど怒鳴るわけではありません。

どうして叱っているのか説明して、理解してもらえるように伝えました。

 

叱る方も辛かったんですね。

叱る立場になって理解しました。

 

どうでもいい人を叱ったりできませんよね。

叱るのは疲れますし。

相手を思うからこそ叱れるのだと思います。

私を叱ってくれた昔の恩師の優しさに気づいた瞬間でもありました。

 

後輩は少しずつ、確実に成長していきます。

 

その後、上司は異動しましたが、もっとクソな上司が来ますw

 

指導方針

過去にこんな記事を書いたのですが・・・。

 

www.zenmashiniki.com

 

前述にもあるとおり、私は若い頃にパワハラでボロクソにされていた時期がありました。

なので自分がされて苦しんだことを後輩にしない、それだけです。

理不尽に後輩を詰めたりせず、何度も何度もできるようになるまで指導しました。

基礎ができないと応用はできません。

最初の1年は過保護なくらい面倒を見ました(古い考えのクソ上司は絶対気に食わなかっただろう)

1年が経過して、基礎ができたらある程度は放任して自分で考えさせるようにしていきました。

 

幸い2年間も指導できたので、どこに行っても戦える人材を育て上げることができたと思っています。

もちろん、後輩が努力したのが一番の要因ですけどね。

最後の方には、黙っていても一人で考えて的確に動けるようになっていましたよ。

 

仕事以外のコミュニケーション

私はオタクですが、運がいい事に後輩もオタクでした。

なので仕事以外の話題は尽きませんでしたね。

むしろ仕事の話をするほうが少なかったかもしれません。

会社の飲み会とかでも全く仕事の話をせずに、ずっと2人で会話するほど楽しめる関係だったと思っています。

 

やっぱり仕事以前にヒトとして認めてもらわなければいけないと思います。

嫌いな人には何を言われたって気分が悪いですからね。

 

私は仕事中は口数が少ない方ですが、なるべくコミュニケーションを取って、話しかけてもらいやすい、わからないことは聞いてもらいやすい環境を作るように努めました(できていたかはわからない)

 

もちろん、クソ上司にイラついて近寄りがたい時もあったでしょうが・・・w

 

辞めたいと悩むことも

クソ上司が酷すぎて限界だと漏らすこともありました。

後輩が甘いのではなく、本当にとんでもないクソ上司です。

 

辞められたら困りますが、後輩は会社の駒ではありません。

私も辞めるなとは言いませんでした。

けれどただ辞めるのはダメだと伝えます。

こんな田舎なんだから武器になる資格取るなり、公務員を目指すかにするべきだ(田舎だから民間企業は絶望的)と教えます。

それか関東に行って仕事探せと伝えました。

 後輩の人生を考えた意見を言ってあげられる関係だったと思っています。

 

それでもこのままじゃマズイと思いその後クソ上司にブチ切れましたが・・・w 

www.zenmashiniki.com

  

異動が決まり

先日、異動が決まった後に後輩から言われました。

「先輩が最初の先輩で本当に良かったです。先輩は仕事だけじゃなく社会人としての在り方を教えてくれました。先輩が叱ってくれなければ何も気づかないままだったこともたくさんあります。」

それは当然のことだと思っています。

仕事を教えるだけが私たちの仕事ではないですからね。

しかしその言葉を聞いて私は報われました。

もしかしたら嫌われているかもしれないし、仕事やりずらい思いをさせている可能性だってあるかもしれないと少しは思っていましたからね。

 

私が最後に伝えた事は

・これからは守ってあげられないけど君は十分ひとりでやっていけるから自信を持て

・私にされて良かったと思うことは後輩にしろ、嫌だったところはマネするな

・仕事はほどほどでいいから心と身体を壊すな

・20代を仕事だけで終わらせずたくさん遊べ

・困ったらいつでも電話しろ、知っていることなら何でも答える(金は貸さないよw)

 

社会人として、サラリーマンとして指導してきましたが、社畜にするためではありません。

私は軽くではありますが、精神的に参ってしまった時期があります。 

私のような思いをさせたくない、だから自分を守れるようにするために時には厳しく育てる必要がありました。

それに仕事さっさと終わらせて遊びたいじゃないですか。

後輩の人生に責任を持ってきたし、後輩には楽しい人生を送って欲しいです。

私みたいに社会人も楽しいって思えるように。

 

何より後輩って可愛いもんですよ。

困ったらすぐ私に飛んできます(クソ上司には目もくれず)

 

最後に

私は後輩を守るために時には上司とも戦いました。

一歩間違えれば自分の正義を振りかざしているだけの危険な行為かもしれないと悩んだこともありました。

しかし、後輩に感謝されたことで少し安心できました。

私の後輩への教育は間違ってなかったと思いました。

もちろん100%正しいとは思ってませんがね。

あとはこれから彼がどう育っていくかで証明してくれることでしょう。

けれど私の背中を見てきた彼は、絶対に部下を理不尽に責めるような人間にはならないと思っています。

 

彼のこの先の人生が明るく楽しいものであるように心から願っています。

私ももちろん20代の若者に負けないくらい人生を楽しんでやりますけどね!

 

そしていつか出世して私の上司になって、私に優しくして欲しいですねw

 

今日は少し真面目な内容でした!

 

ではでは!今日はここまで!

ごちそうさまでした!

 

 

こちらもどうぞ! 

www.zenmashiniki.com

www.zenmashiniki.com

www.zenmashiniki.com