トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大リーグ】

岩隈バテバテ5失点… 次はマエケンと直接対決

2016年3月18日 紙面から

ジャイアンツ戦の3回、サービス監督(9)にボールを渡し降板するマリナーズの岩隈(左)=ピオリアで(社英夫撮影)

写真

◇オープン戦 マリナーズ9−6ジャイアンツ

 【ピオリア(米アリゾナ州)穐村賢】16日、各地でオープン戦が行われ、マリナーズの岩隈久志投手(34)はジャイアンツ戦に先発し、2イニング2/3を7安打5失点、2四球だった。青木宣親外野手(34)は「1番・左翼」で出場し、3打数1安打1得点で出場5試合連続安打。チームは9−6で勝った。

 オープン戦で好投を続けていた岩隈が制球に苦しんだ。気温30度。マウンド上に降り注ぐ直射日光を全身に浴び、3回途中で54球を費やした。「暑かった。球数も多かったんでバテた。今日は良くなかった」と疲れ切った表情だった。

 1回こそ主力が並んだジ軍上位打線を三者凡退。しかし、2回に味方の失策に2四球が絡んで2失点すると、3回も4本の長短打を集められ計5点を失った。きわどいコースの判定にも苦しみ「途中から適当になって、集中力が切れた。オープン戦なんでいろいろ失敗はできる。次に向けて調整できればいい」とサバサバした表情を浮かべるしかなかった。

 ただ、メジャー5年目のベテラン右腕に焦りはない。「僕自身の投げてるタイミング、リリースの感じとかは良かった。納得できている」。次回は21日のドジャース戦で登板予定。ド軍は前田健太投手の登板が予定されており、打席にも立つ予定で、まさに“直接対決”といえる。同じ代理人と契約し、プライベートでも親交のある岩隈は「投げ合うより見てる方がいいけれど、楽しみ」と後輩との対戦を心待ちにした。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ