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日立が受注の英高速鉄道は「あずま」
3月19日 5時06分

日立製作所がイギリスで受注した高速鉄道の試験車両が18日、ロンドンのターミナル駅でお披露目され、イギリスの東部を走ることから日本語で「あずま」と名付けられました。
ロンドンのキングスクロス駅でお披露目された鉄道車両は、イギリスのヴァージングループ傘下の鉄道会社が営業する路線で、2年後に導入されることになっています。イギリス東部の路線を走ることから、鉄道会社は新型車両を日本語で、「あずま・AZUMA」と名付けました。
ロンドンと、北部スコットランドなどの都市を最高時速およそ200キロで結ぶ予定で、試験走行が続いています。イギリスでは、老朽化した鉄道の車両を更新する大がかりな事業が行われており、日立製作所は合わせて866両を受注していて、その大半をイギリス北部に去年、建設した車両工場で製造することにしています。
式典に出席したヴァージングループの創業者、リチャード・ブランソン氏は「すばらしい車両だ。日本の企業と仕事ができ、車両がイギリスで製造されることもうれしい」と話していました。
イギリスでは総事業費およそ8兆円に上る大規模な高速鉄道事業も計画されており、日立製作所はイギリス国内の新工場もアピールして、受注を目指していますが、中国も関心を示しており、しれつな争いが繰り広げられるのか注目されています。

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