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【プロ野球】

開幕へ万全!! レオの菊池、6回を零封

2016年3月18日 紙面から

◇オープン戦 西武5−3広島

西武−広島 6イニングを7奪三振無失点と好投の西武先発・菊池=西武プリンスドームで(大泉謙也撮影)

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 西武の開幕投手を務める菊池は、2度あった満塁のピンチを切り抜けて6イニング4安打無失点だった。打線は12安打と好調だが、3失策と守備に課題が出た。広島は丸が3安打1打点。ドラフト1位新人の岡田は6イニング10安打5失点だった。

      ◇

 開幕投手を務める西武の菊池が6イニングを被安打4の無失点。オープン戦最終登板を安定した投球で締め、25日のオリックスとの開幕戦に向けて「自信を持って調整できた」と胸を張った。

 6回2死。石原をチェンジアップで空振り三振に仕留め、7奪三振。最速152キロの直球に、チェンジアップがさえた。「苦しい場面で三振が取れるボールになった。シーズンでも助けてくれるはず」。1回1死満塁でもエルドレッドを三振に切った決め球の精度は、明らかに上がっている。

 田辺監督も「緩急を使って落ち着いて投げていた。ここまで十分じゃないか」と太鼓判を押した。2月19日に開幕投手を告げられてから1カ月。信頼に応える菊池の状態に目を細めた。

 運命の開幕戦まで残り1週間。菊池は「これから自然と気持ちが高ぶってくる。開幕戦でチームを勢いづける投球をしたい」と断言。先発の柱としての自覚を胸に、飛躍を誓った。(松田達也) 

  

 

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