もっと逞しく!!
人間が脆弱になっている感が否めない。
中3の男の子が万引きの冤罪で、私立高校の推薦を受けられないということで自殺した。
学校の考え方も情報管理も論外である。徹底的に追及されるべきである。この、担当教師は、教師を辞めるべきであると考える。不適格である。
ただ、しかし、親の教育も影響していると思うのである。
当職の母は、現在も存命であるが現役時代は当職以上に過激であって、経営者であったから、「女だからと言って後ろに回るな!」「乞食をしても先頭に立て!」「山より大きい猪は出ない!」と言って教育されて育ってきたものであるから、こういう性格になったのである(笑)。
思春期に反抗していたこともあったが、世の中で一番恐ろしい者が母であった。
反抗して家出をしようと思ったときも、
「そうか、出て行くなら好きにしなさい。その変わり、全て私が買ってやったものだから、フリ〇〇で出て行け。私はおまえのことは、産まなかった子として諦める。」と言われたときは、その迫力に本当に捨てられると思ったくらいであった(笑)。
私が開業4年で助成金不正受給問題で岡山県社労士会と闘えたのも、この母親に育てられたからだと思う。
母親が、社会で闘う力を身に付けてくれたと考えている。経営者としても母としても、いつも毅然としている女だった。営業力にも長けていて、当時を知る人は当職の現在の姿を見て喜ぶだろう。
当職は、本当に母のことを尊敬している。
何があっても負けない子に育ててくれた。また、無類のお節介やきで皆に愛されていて、それも当職が士業者として引き継いでいる。
当職の母のようにまでとは行かなくても、もっと逞しく子を育てて欲しい。
万引きなんかしていないんだから、それくらいビシっと先生に言える子に育てよう。当職の母は普段から、当職に色々といつも色々な話をしていた。
それは、反抗期になる前に幼い頃から、いつも常にしていたのである。
良かったのか、悪かったのか、「男に負けるな!」と言われ続けて、まあ、良かったのであろう(笑)。
日本社会は、未だに男尊女卑傾向が強い。
しかしながら、営業であるとか、士業者であるとか、結果がデジタルに出る職種に就いていれば、認めざるを得ないのである。どちらの事務所が大きいかという話である。
今回は、教員が犯してはならないミスを犯した。
それでも、事実でないことを言われた時に強く否定できなかった気持の弱さは、親の教育である。
当職なら、15歳時でも、「先生、何言っているんですか!」と切り返していたと思う。
社会が、親が、子に気を遣い過ぎて、脆弱に育てている裏返しである。良くない。
一番は親の教育である。
でもこれは、人事・労務管理も似ているのである。
先般も相談役に何人も話が出来ないと言われるので、当職がお話しますと言った次第である。
当職は第三者で国家資格者たる士業者であるから、平然とお話しますよ(笑)。また、高齢者の受けが良いのである(笑)。当職は、厳しいことしか言わない、それは企業を守るためである。ワタミが全事業を売却したのは、賢い士業者が周りにいなかったと言うことである。
結果予見性がなかったのである。
そこは、世の中の流れと法と全てを見極めて判断すべきであった。
普通の主婦の方に申し上げるのは過酷であると思うが、
日頃から命の尊さとか、死ぬのが一番良くない解決であるとか、母として父として伝えていて欲しいのである。
そして両親が命を懸けて子を守ると思っていることも伝えて欲しい。
何もなくとも、普段から、両親がおまえのことは命を懸けて守ると言ってくれたなら、子供はどんなに嬉しいか、息苦しい社会で生きていて、本当に最近の子は可哀相だと思っています。中学生でスマホを持っていないと、仲間外れにされるそうです、狂っている、日本社会は。
それでも、親は子供のコミュニティに口を出す訳にはいけません。
一体、SNSは、今後どのようになって行くのでしょうか?
だからこそ、子を強く逞しく育てて欲しい。