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長野バス事故 都が旅行会社の登録取り消す処分3月18日 20時37分
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ことし1月、乗客乗員15人が死亡した長野県軽井沢町のスキーバスの事故で、東京都はツアーを企画した旅行会社がバス会社の安全対策を十分に確認していなかったなどとして、旅行業の登録を取り消す処分を行いました。
今回の事故を受けて、東京都はツアーを企画した渋谷区の「キースツアー」に立ち入り検査を行うなどして安全管理に問題がなかったか調査を進めていました。
その結果、バス会社の安全対策を十分に確認せず、契約書類も保管していなかったなどとして18日、旅行業の登録を取り消す処分を行いました。
都は18日午前、処分に先だって会社側の言い分を聞く聴聞を行い、会社側は陳述書を通じて処分を受け入れる意向を示していました。
今回の処分で、キースツアーの今の役員は今後5年間、新たに旅行会社を設立できなくなります。
また、都はキースツアーから座席を譲り受ける形で同じツアーに客を参加させた杉並区の「フジメイトトラベル」についても19日から54日間の業務停止を命じる処分を行いました。
その結果、バス会社の安全対策を十分に確認せず、契約書類も保管していなかったなどとして18日、旅行業の登録を取り消す処分を行いました。
都は18日午前、処分に先だって会社側の言い分を聞く聴聞を行い、会社側は陳述書を通じて処分を受け入れる意向を示していました。
今回の処分で、キースツアーの今の役員は今後5年間、新たに旅行会社を設立できなくなります。
また、都はキースツアーから座席を譲り受ける形で同じツアーに客を参加させた杉並区の「フジメイトトラベル」についても19日から54日間の業務停止を命じる処分を行いました。
別のツアー会社も業務停止処分
また、観光庁はキースツアーから座席を譲り受ける形で同じツアーに客を参加させていた東京・渋谷区の「トップトラベルサービス」についても「バス会社を把握せず、安全確保への取り組みをさせなかった」などとして、20日から54日間の業務停止の処分を決めました。