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山陽道トンネル事故 運転手が前方不注意か3月19日 5時33分
広島県東広島市の山陽自動車道のトンネルで、トラックが渋滞中の車の列に突っ込んで2人が死亡した事故で、トラックがハザードランプを点灯させた車の列に、スピードを落とさずに突っ込んでいたことが警察への取材で分かりました。警察は過失運転致死の疑いで逮捕したトラックの運転手が前方への注意を怠っていたとみて調べています。
17日朝、東広島市にある山陽自動車道の八本松トンネルの下り線で、渋滞中の車の列にトラックが突っ込み、乗用車など11台が巻き込まれトラックを含む5台が炎上しました。
この事故で2人が死亡し、警察は18日、トラックを運転していた埼玉県越谷市の会社員、皆見成導容疑者(33)を過失運転致死の疑いで逮捕しました。警察の調べに対し、「事故を起こしたことは間違いありません」と供述しているということです。
その後の調べで、事故に巻き込まれた乗用車のドライブレコーダーに、トラックがハザードランプを点灯させた車の列にスピードを落とさずに突っ込んでいく様子が映っていたことが、警察への取材で分かりました。
ドライブレコーダーが搭載された乗用車は渋滞の最後尾付近にいて、後ろから迫るトラックに気付いて追い越し車線に変更して、よけようとしたところトラックに衝突され、その1台前にいた別の乗用車にもトラックが真後ろからぶつかり、この乗用車を押したまま、50メートル以上先で停止し、火が出る様子が記録されていたということです。
警察は皆見容疑者が前方への注意を怠っていたとみて事情を聞くとともに、19日、勤務する埼玉県の運送会社を捜索し、勤務の状況などを調べることにしています。
この事故で2人が死亡し、警察は18日、トラックを運転していた埼玉県越谷市の会社員、皆見成導容疑者(33)を過失運転致死の疑いで逮捕しました。警察の調べに対し、「事故を起こしたことは間違いありません」と供述しているということです。
その後の調べで、事故に巻き込まれた乗用車のドライブレコーダーに、トラックがハザードランプを点灯させた車の列にスピードを落とさずに突っ込んでいく様子が映っていたことが、警察への取材で分かりました。
ドライブレコーダーが搭載された乗用車は渋滞の最後尾付近にいて、後ろから迫るトラックに気付いて追い越し車線に変更して、よけようとしたところトラックに衝突され、その1台前にいた別の乗用車にもトラックが真後ろからぶつかり、この乗用車を押したまま、50メートル以上先で停止し、火が出る様子が記録されていたということです。
警察は皆見容疑者が前方への注意を怠っていたとみて事情を聞くとともに、19日、勤務する埼玉県の運送会社を捜索し、勤務の状況などを調べることにしています。