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【メディア裏通信簿】
「美しい日本が好き」は排外主義なのか? 朝日新聞の奇妙な論理にあんぐり TBS役員のいう「奴ら」って誰?
教授 早川氏は「『美しい日本』というシンボルによって人々が糾合され、動かされようとしている」といって、具体的に、憲法改正へ動く百田尚樹氏や津川雅彦氏の「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の活動を批判するんですね。確かに「美しい日本」が政治目標となっているのは事実としても、その後の論理が飛躍しているんです。
まず、代表発起人の鍵山秀三郎氏がトイレ掃除を通じて心を磨く活動をするNPOに関わることに「会の活動は、善意に基づいた、掃除という文句なしの善行です。…でも、もやもやするんです」と異を唱えるんですが…。
編集者 なんで、もやもやしちゃうんですか。トイレ掃除が嫌なら、この人だけ汚いトイレでウンコすればいいんですよ。
教授 (笑)彼はこう続けます。「例えば鍵山氏ら有志は、在沖縄の米軍基地に反対する人たちが基地のフェンスに結んだテープなどを除去する活動にも参加しています。政治的な表現行為は、街を汚すというだけで、取り除かれるべきなのか。『美』は果たして、いかなる時も正義なのでしょうか」と。
女史 反安倍、反基地のために、「美しさ」という価値そのものまで、疑っちゃってんだ。そんなワケ分からないこと言わずに「僕は左翼だから、安倍も、日本を守る基地も嫌いです」と正直に言えばいいのにね。でも、最近、左翼の人って「浄化」という言葉をプッシュするね。「保守が社会を浄化しようとしている」とか言って、要はナチスの「民族浄化」を連想させようとしているんだよね。