現実世界で光線銃を撃ち合い、Ingressのような陣取りをするゲーム | Father.IO
Father.IOは、現実世界で光線銃の撃ち合いをするゲームです。見知らぬ人同士で遊ぶことができます。
さらにIngressのような陣取り合戦の要素も入っています。ひと言でいうと、サバゲー+Ingressです。
遊び方
街角でたまたま居合わせた二人の男。お互い知らない人です。しかし実は・・・
現実の世界を舞台にしたゲーム「Father.IO」のプレイヤーでした。1分後にゲームが始まることがアプリにより通告されました。
顔を見合わせる二人。お互い敵同士であることをこの時点では知っています。
突如、もう片方の男が帽子を掴み・・・
帽子を地面に落とし、戦いが始まりました!
プレイヤーはHUMANSとEVOLVEDに分かれており、この両陣営が戦うという設定です。
近くにいたリーマンも、Father.IOのバトルが始まったので乱入しました。
HUMANS陣営、EVOLED陣営ともに、付近にいたプレイヤーが集まって即席のチームを作りました。
スマホにインセプター(トリガーのような意味)というものを取り付けます。赤外線を使った光線銃です。赤外線を発射する部分と受光する部分がついています。
スマホを構えて敵チームのメンバーを撃ちます。さきほどのインセプターから赤外線が発射されます。
敵のライフをゼロにすると、倒すことができます。
やられてしまうと、今回のゲームからは脱落になります。
スマホの画面には、スマホカメラから撮った現実の風景が写っています。ただし現実と違って、銃が写っています。
相手チームから急襲を受けてしまいました。
しかし、それを自宅から見ている味方がいました。
そしてチャットで、この場所に隠れろ、という指示が飛んできました。映画みたいですね。中二病心をくすぐります。
チャットで指示を出すだけでは飽き足らず、ゴーグル型モニターをかぶりました。
すると敵チームメンバーは、突如空中からダメージを受けました。
実は先ほどのゴーグルをかぶった人物が、空中から攻撃していたのです。プレイヤーにはクラスがあり、HACKERのクラスは仮想ドローンを飛ばして空中から攻撃することができます。
仮想ドローンは、スマホの画面からのみ見える無人の飛行物体です。本物のドローンを飛ばすというわけではありません。
一方的にやられっぱなしというわけではなく、逆に地上から仮想ドローンを撃墜しました。
障害物に隠れて撃ち合いを続けます。
最後まで残ったのは、最初にいた二人。残弾数一発、ライフも残りわずかです。
撃ち合いのすえ、EVOLVED陣営が敗れました。
この地区の資源は、HUMANS陣営が獲得しました。
Father.IOは撃ち合いゲームでありつつも、Ingressのような陣取り合戦の要素も持っているというゲームです。
不安点も・・
おもしろそうなのですが、不安点もあります。まずプレイヤー数が一定数まで増えないと、何もできません。このゲームがある程度はやらないと、インセプターだけ持っていても遊べません。仮想ドローンを飛ばしてリモート参戦はできますが・・。
また構想が壮大なのはいいのですが、壮大すぎてちゃんと完成するかどうか不安な面もあります。クラスや能力などが細かく考案されているのですが、そもそも完成しなくては意味がありません。
あとFather.IOは、Ingressと違って直接プレイヤー同士が対面するゲームです。ゲーム内のバトルが、リアルバトル(=殴り合い)に発展するようなリスクも考えられます。これは格闘ゲームもそうですが・・。
まとめ
ちょっとSkirmosを思い出しました。あちらはFather.IOのようなMMO/Ingress風味ではなく、サバゲー風ですが。
お値段は$30+送料$7で、$37(約4,100円)です。Inceptorひとつです。
2016/03/24まで注文受付中です。
https://www.indiegogo.com/projects/father-io-first-real-life-massive-multiplayer-fps–2#/