本書が伝えたいこと。
「何をやめるかを決めると仕事の速い人になる。」
仕事とは、こなすことが目的となる作業と、価値を生み出すことが目的の価業の2つがある。重要なのは価業。
時間は重要な経営資源。
市場の変化の流れも激化、高速化している現在、どのように戦略を立てて、どのように人生の経営資源である時間を投入するか。
そのためのテクニック集といった内容です。
作業という位置づけにならない、価値生む仕事を実施していくには。
参考になるポイントも多く、自分自身書きとめておきたいことがかなりありました。
タイトル:仕事の速い人が絶対にやらない時間の使い方
著者 :理央周
出版社 :日本実業出版社
単行本 :224ページ
●スケジュールに出来れば週に2日、最低でも1日、アポを全くいれない集中して作業できる日を作るり、作業だけに追われるようなことがないようにしよう。
●Todoリストは期限だけでなく所要時間を入れること。
●仕事が速い人は、次の順番で仕事をする。
苦手だけどすぐにやるべきこと →
得意ですぐにやるべきこと →
苦手だけど後でいいこと →
得意で後でいいこと
*まずは苦手なことに一度手をつけてみて。
苦手なことは確認したり調べたりすることが多くなるので早くに手をつけるほうがよい。
●電車のなかでSNSをみない。
1日20分の電車ならば、年間約80時間。
まとまった時間が15分以上あるならば、インプットの時間として活用すべし。
漫画も含め読書がよい。
●体系的廃棄
①今あるものをないと仮定し、②今からでもそれがほしいかを考え、③いらないと思ったら、そのものは即捨てる!
●料理と仕事の質は段取りで決まる。
●仕事とはリレーのようなもの
後工程の人のことを考えて仕事する。これでスピードが決まる。
●コ・クリエーション = 集合知
●仕事が速い人がトラブルに合わないのは、運や要領がいいからではなく、トラブルが発生しないように出来るだけ早い段階で事前に対処している。
●メールは隙間時間で対処することを基本に
●土日や夜中、金曜の15時以降はメールを送らない。
●残業が多い会社 = 根性論
そうでない会社 = やるべきことが明確で後工程までしっかり考えられた仕事がされている。