高須院長「慰安婦は韓国内の問題。矛盾積み重なりギリギリ」 (3/3ページ)

2016.03.17

 −−報道も様々ですし、何が本当で何が本当ではないのかも、わからないですよね。

 高須:まあでも、慰安婦問題は、怪しい情報やら証言やらを根拠にして韓国側が主張しているから、どこかでとんでもない矛盾が出てきて、にっちもさっちも行かなくなるんじゃないかな。合意しちゃった手前、国際的にはこの条件を受け入れなきゃなんないし、でも韓国内の世論は反発しているしで、すでにどうしようもないんだけどね。

 はっきり言って、朴槿恵政権も自分たちで責任を取れなくなるんじゃないかな。そうしたら、もう「元慰安婦の人たちが全部嘘をついていたんです」くらいのことを言い出さない限りは、なかなか事態が収まらなくなりそうだね。いろいろ矛盾が積み重なってきて、韓国政府もギリギリの状況になりつつあると思うよ。

 ただ、政権が変わったらまたリセットなんていうことがありうるのがイヤだね。国際社会も注目しているから、そんなことがあってはならないと思うけど、そこだけがちょっと気になるね。

 * * *

 慰安婦問題についての日韓合意については、ある程度評価し、今後は韓国内の問題として処理されるべきとの立場を示した高須院長。今回の合意ですべてが解決してくれればいいのだが、果たして…。

 【プロフィール】

 高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)など。最新刊は『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。

NEWSポストセブン

 

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