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東京フルスロットル

雑記とウェブサービスと思いつきによる行動について大学生が嘔吐するよ

はてな歴15日でスマートニュース掲載されたの何でかって5つ振り返る

ブログネタ系

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といっても2ヶ月WordPressでブログやってたんだけどね、スマニュー掲載は青天の霹靂すぎたわ。

 

 

実際すごい人ってのはこういう人で、

 

manato-kumagai.hatenablog.jp

京大出身の先輩の先輩だったりして。

スマニューなら15日かかんないよって猛者はウジャウジャいるはずたけど、おれみたいなパンピーにとってはど偉いことなの。

 

んで、前のこのブログ

tokyo-fullthrottle.hatenablog.com

こいつが何でスマートニュースに掲載されたのかってのを考えたいんだ。

この先輩の先輩のブクマ数の差、桁に下駄はかせたみたいになってんな、けども自分なりに偶然と運以外の戦略があったのね。それ吐くわ。

 

1. 血の巡りが感じられるか

ブログって一般的なWebメディアと大きく違うところがあると思うんだ。それは主観性だったりその人だからこその視点だったりするんじゃないかって。Webメディアに全く主観性がないとは言わないけど、やっぱどこか万人への共感とか最大公約数的なものが相対的に大事にされてるよね。

だからこそ、このブログしかり、その人の見た世界がその人の語り口で書かれてるのが大事なんだって思うんだ。おれが例の記事書くときに大事にしたのは友達から聞いた話、それから自分のインターンでの経験とかね。そういった生のインプットってのこそブログネタの根本にあったほうがいいんじゃないかって仮説に基づいてた。その人の生の体験が感じられるか、つまりその人の血流まで感じられるのかってのが大事なのかなってとこ。

 

2. 誰に向けて書くのか

これでどんなことが決まるかって、とこなんだけど、ずばり

内容そのものが決まる。

前回の記事では新社会人と社会人1年目、それと就活性に向けて書いたつもりだったのね。そんな彼らの関心ってどんなとこに向いてるのかって考えたら、やっぱり働いてみたときの様子とかだと思ったんだよね。就活生は就活そのものが気になる人もいると思うけど。そんな彼らが読むなら、どんなのがいいのだろって考えて、自分の経験から書けることと重複する領域、それは自分が見聞きしたある新社会人の姿かなって。

ちなみに読者層は想定以上だったんだ。このTwitterの記事なんだけど

 

この人って商品開発部の課長さんて経歴らしいんだけども、そのプロフィールから察するに新卒だけじゃなくていわゆる上司的な人にも読んでもらえたみたいで。そんな立場の人が読んだらどんな気になるのかってのはあえて触れず。

 

 

3. 語り口はどうなのか

2に関連するとこね。想定していた読者層はおれとそんなに歳が変わらないから、フランクな感じでもいいって思ってた。でもそんなフランクな語り口の決め手となってのは「ゆとり新卒」って題材なんだ。

こういう「ゆとり」とか「新卒」って最初のうちは先輩とか上司にとってのホットワードになりがちだと思うんだよね。新人ってダルいじゃん、バイトですらそう思う人多いと思うし、それがビジネスの現場となったらやばいっしょ、うん。そんで、そういうのって2ちゃんとかを騒がすのに最適かつ格好のネタになるじゃん?だから!!!2ちゃんほどじゃないけど、それに準じる程度の崩し言葉で語ってみたの。けっこうリアリティでるんじゃねって、狙った。

 

4. 自分のインプットを活かせているか

1の血の気が感じられるか、どうのこうのってのとちょっとかぶるけど自分のもってる経験とか知識とか教養が付加されてるかってとこなんだ。

1で触れたのは自分の経験だったんだ。でもこの項目では自分の抽象的な知識がいかに活用されているのかってポイントだって語るね。

自分の記事で意識したのは以下のふたつ

  • なじみの少ない、けども理解かのな範囲の比喩が使えているか
  • ブログだとか小説の表現を使えているか

こうして見ると、まあ堅苦しく感じるかもしれない。けどもここは自分の書き方、強いて言うならブログの個性が表出されるポイントかなって思う。

なじみのない表現、使ったみたのは前回のここなんだけど

そんな状況でさ、深海に放り込まれたときに感じるレベルの「テレアポやれ圧力」が自分を窒息させるなんて理解できないんだと。

圧力で窒息するのかどうかってのは別として、こんな風に「妙な」比喩をところどころに散りばめたのね、意図せずにだけど。この比喩の完成度は棚に上げるね、逃げるね。

そんで、小説の表現ってのはなんとも言えないわ。ってのも小説の一文を借りた参考にしたのね。村上龍氏の「ラッフルズホテル」に出てくるところをこんな感じで、

シロアリにアマゾンを横断させる無茶を演じていたそうだ。

詳しく言うと、彼の小説中で、「熱帯のジャングルにもシロアリが生息する」ってことが書いてあったから、まあその延長の範囲、真偽はともかくとして書いてみたのさ。

こんな具合に自分の持ってる抽象的なインプットってのもブログ記事書くときに気をつければ、それなりに個性として書けるんじゃないかなって仮説。

 

5. その記事は「旬」を扱っているか

最後ね。これはけっこう大事なんだと思う。前の記事で扱ったのは「ゆとり新卒」ってな感じだから、就活の時期とか入社前直前とか入社して1年弱とか、そんな時期を狙ったのね。3月には就活のエントリー解禁だし、卒業控えた学生は社会人生活に否応なく意識が向くだろうし、1年目の社会人はそろそろ新卒迎えるわけだから振り返るのにいいタイミングじゃん?そんな彼らにとって3月の中旬に「ゆとり新卒」ってのは大いにウケんじゃねグヘヘって仮説。

そンな風に「旬」を狙ってみるか、ってか思いついただけではあるんだけどね。

 

まとめ

こんな風な点をちょいとばかし意識しながら書いたのが前回の「ゆとり新卒」だったんだ。もっとおもしれえこと書きたいとは思うけど、最低限のポイント意識したらあとは好き放題吐けばいいのかなって思った。背伸びしたらボロ出るどころかさ、ふくらはぎツルだけだしさ。

本当の最後ね。友達がおれの記事に感想くれたのね。それがすげえ印象的だった。

お前の記事はいつもよりは読み応えがあった。なぜなら「ゆとり」「新卒」はネガティブに語られがちだから。その点、起承転結はあるにしろ、お前の記事は「ゆとり」「新卒」をポジティブに捉えていた。その視点は他にはない印象的な点だった。以上

 

ちなみにそいつと春から二人で暮らすんだ。そいつの靴下がめちゃめちゃ匂うんだ。だからいつも我慢してる。本当に吐きそうになるの。