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経済同友会 マイナス金利の効果 長期的に見極め必要
3月15日 16時23分

導入から1か月がたった日銀のマイナス金利政策について、経済同友会の小林代表幹事は15日の記者会見で、政策の効果はこれから見極めていく必要があるとしたうえで、日本経済の再生には金融緩和や財政出動に頼らず成長戦略の着実な実行が欠かせないという考えを強調しました。
この中で経済同友会の小林代表幹事は、導入から1か月がたった日銀のマイナス金利政策について、「ヨーロッパや中国、新興国の経済状況やECB=ヨーロッパ中央銀行の金融緩和などもあったなかで、マイナス金利の効果が出ているかどうかを見るには動きが多すぎる。量、質、金利の3次元の金融緩和となってちょうど1か月たったが、もう少し長期的に見ないといけない」と述べ、マイナス金利政策の効果はこれから見極めていく必要があるという認識を示しました。
そのうえで、小林代表幹事は「金融緩和や財政出動でなんとかなるのではなく、成長戦略をどれだけ実現していくか、そういう時期にきている」と述べ、日本経済がデフレから脱却し再生を果たすには成長戦略の着実な実行が欠かせないという考えを強調しました。

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