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オバマ大統領 トランプ氏巡る衝突に懸念 自制求める3月16日 8時13分
アメリカ大統領選挙に向けて共和党から立候補しているトランプ氏を巡って、オバマ大統領は、差別的な発言を繰り返していると批判したうえで、反発する人たちと支持者の間で衝突が相次いでいることに強い懸念を示し、自制を求めました。
過激な発言を繰り返すトランプ氏を巡っては、反発する若者などと支持者の間でもみ合いとなり、集会が中止されるなど、衝突が相次いでいます。
これについてオバマ大統領は15日、「最近、選挙戦で起きていることに失望しているのは私だけではないはずだ。女性やマイノリティーに対する下品なことばが聞かれる」と述べ、トランプ氏が差別的な発言を繰り返していると批判しました。そのうえで「会場ではそうした演説をやめさせようという動きや、それに対抗した暴力も起きている」と指摘して強い懸念を示し、自制を求めました。
また、共和党の上院トップのマコネル院内総務は、トランプ氏と電話で会談し、暴力を助長するのではなく、それを非難すべきだと指摘しました。
トランプ氏は、集会で抗議の声を上げる人たちに対して「つまみ出せ」とか「顔を殴ってやりたい」などと発言していて、批判が強まっています。
これについてオバマ大統領は15日、「最近、選挙戦で起きていることに失望しているのは私だけではないはずだ。女性やマイノリティーに対する下品なことばが聞かれる」と述べ、トランプ氏が差別的な発言を繰り返していると批判しました。そのうえで「会場ではそうした演説をやめさせようという動きや、それに対抗した暴力も起きている」と指摘して強い懸念を示し、自制を求めました。
また、共和党の上院トップのマコネル院内総務は、トランプ氏と電話で会談し、暴力を助長するのではなく、それを非難すべきだと指摘しました。
トランプ氏は、集会で抗議の声を上げる人たちに対して「つまみ出せ」とか「顔を殴ってやりたい」などと発言していて、批判が強まっています。