ニュース詳細
シリア反政府勢力「ロシアが介入やめることない」3月15日 20時35分
k10010444371_201603152148_201603152153.mp4
シリアの内戦終結を目指して、スイスで再開された和平協議に参加している反政府勢力側は、アサド政権を支援して空爆を続けてきたロシア軍の主要な航空部隊が撤退を始めたことを歓迎しながらも、「ロシアがシリアへの介入をやめることはない」とする慎重な見方を崩していません。
シリアを巡る和平協議は、スイスのジュネーブで14日から再開され、仲介役を務める国連のデミストラ特使が、アサド政権側の代表のジャファリ国連大使に続いて、15日には反政府勢力側と会談する予定です。
こうしたなか、アサド政権を支援して去年9月から空爆を続けてきたロシア軍の主要な航空部隊が、プーチン大統領の命令を受けて撤退を開始したことについて、和平協議に参加している反政府勢力の主要なグループのメンバーは、NHKの取材に対し、「撤退は和平協議に前向きな影響を与えるだろう」と述べ、歓迎する姿勢を示しました。その一方で、「アサド政権が続くかぎり、ロシアはシリアへの介入をやめないだろう」とも述べて、慎重な見方を崩していません。
アサド大統領の処遇を巡っては、政権側と反政府勢力側で主張の隔たりが大きく、話し合いは難航することが予想されていて、ロシアの今回の動きが和平協議の進展につながるのかどうかは予断を許しません。
こうしたなか、アサド政権を支援して去年9月から空爆を続けてきたロシア軍の主要な航空部隊が、プーチン大統領の命令を受けて撤退を開始したことについて、和平協議に参加している反政府勢力の主要なグループのメンバーは、NHKの取材に対し、「撤退は和平協議に前向きな影響を与えるだろう」と述べ、歓迎する姿勢を示しました。その一方で、「アサド政権が続くかぎり、ロシアはシリアへの介入をやめないだろう」とも述べて、慎重な見方を崩していません。
アサド大統領の処遇を巡っては、政権側と反政府勢力側で主張の隔たりが大きく、話し合いは難航することが予想されていて、ロシアの今回の動きが和平協議の進展につながるのかどうかは予断を許しません。
関連ニュース
関連ニュース[自動検索]
- シリア和平協議 反政府勢力が参加表明 (3月12日 7時56分)
- ロシア 主要な航空部隊のシリア撤退を発表 (3月15日 12時08分)
- ロシア大統領 シリア展開部隊の一部 撤退を指示 (3月15日 5時45分)
- シリア和平協議再開も難航の予想 (3月15日 5時24分)
- シリア外相「和平協議で大統領の処遇議論せず」 (3月13日 6時41分)
- シリア和平協議 再開へ 国連は協議進めたい考え (3月14日 18時50分)
- 米大統領がロシア大統領に“アサド政権退陣必要” (3月15日 8時49分)
- シリア和平協議再開 国連がアサド政権側と会談 (3月14日 20時33分)
- シリア和平協議14日再開へ 交渉は難航も (3月14日 5時11分)