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「世界一の先生」にパレスチナ人の教師
3月14日 23時17分

世界中の教師の中から教育に大きな貢献をした人物に贈られる「グローバル・ティーチャーズ賞」に、中東のパレスチナで子どもたちに非暴力の大切さを教えているパレスチナ人教師が選ばれました。
「グローバル・ティーチャーズ賞」は、教師の社会的な地位の向上を目指すイギリスのNPO団体が去年から世界各地で教育に大きな貢献をした教師を選んで贈っています。
ことしの授賞式は中東のドバイで13日に行われ、パレスチナのヨルダン川西岸にある学校で小学2年生を教えるハナン・ハルーブさんに賞が贈られました。ハルーブさんは、イスラエルの占領下にあるパレスチナで子どもたちが日常的に暴力を目の当たりにし精神的な影響が懸念されることから、遊びを交えたプログラムを通じて非暴力の大切さを教える取り組みを行っています。
主催者からは奨励金として100万ドル(日本円で1億1000万円余り)が贈られるということで、ハルーブさんはパレスチナでみずからの教育手法を広げていきたいとしています。
ことしの「グローバル・ティーチャーズ賞」では、最終候補の10人の中に、ブロックのおもちゃなどを使ったユニークな授業を行う工学院大学付属中学校・高校の高橋一也教諭も選ばれていました。

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