2016年3月18日18時10分
JR東日本の敷地内で昨年8月、不審火が相次いだ事件で、威力業務妨害などの罪に問われた野田伊佐也(いざや)被告(43)=東京都武蔵野市=の公判が18日、東京地裁で結審した。検察側は「公共インフラに対する悪質なテロ行為。反省しておらず、再犯の可能性も高い」として懲役7年を求刑。弁護側は「JRの抱える問題を国民に注意喚起する表現行為だった」と無罪を主張した。判決は25日。
野田被告は昨年8月、東京都渋谷区や立川市など4カ所でJRの線路脇のケーブルカバーなどに火をつけて燃やし、電車を運休させたとして起訴された。
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朝日新聞社会部
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