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ノロウイルス 小児病院で院内感染 2歳男児死亡3月18日 18時50分
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東京・府中市の小児病院で入院中の子ども10人が下痢やおう吐などの症状を訴え、このうち2歳の男の子1人が17日に死亡していたことが分かりました。死亡した男の子を含む8人からノロウイルスが検出され、東京都は院内感染と断定し、感染の経路などを調べています。
東京都は、府中市にある都立小児総合医療センターで今月13日から18日にかけて、入院中の生後2か月から10歳までの子ども10人が下痢やおう吐などの症状を訴え、このうち2歳の男の子が17日に死亡したと発表しました。
保健所が調べた結果、死亡した男の子を含む8人からノロウイルスが検出されたため、都は院内感染と断定し、感染の経路などを調べるとともに病院に感染の拡大を防ぐよう指導したということです。
病院では、ノロウイルスによって子どもが死亡したのか因果関係はまだ不明だとしていて、都が詳しい原因を調べています。
都によりますと、ほかの9人の子どもは快方に向かっているということです。
記者会見で東京都病院経営本部の森山善郎事業支援課長は「院内感染が発生したことは誠に遺憾で、亡くなられたお子様に心からお悔やみを申し上げます。再発防止を徹底していきます」と述べました。
保健所が調べた結果、死亡した男の子を含む8人からノロウイルスが検出されたため、都は院内感染と断定し、感染の経路などを調べるとともに病院に感染の拡大を防ぐよう指導したということです。
病院では、ノロウイルスによって子どもが死亡したのか因果関係はまだ不明だとしていて、都が詳しい原因を調べています。
都によりますと、ほかの9人の子どもは快方に向かっているということです。
記者会見で東京都病院経営本部の森山善郎事業支援課長は「院内感染が発生したことは誠に遺憾で、亡くなられたお子様に心からお悔やみを申し上げます。再発防止を徹底していきます」と述べました。