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京都・亀岡の小学生ら死傷事故 元少年らに賠償命令
3月18日 22時06分

京都・亀岡の小学生ら死傷事故 元少年らに賠償命令
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4年前、京都府亀岡市で無免許運転の車が小学生の列に突っ込み、10人が死傷した事故を巡って、死亡した2人の女の子の遺族が賠償を求めた裁判で、京都地方裁判所は「何ら落ち度のない子どもたちの人生が絶たれ、遺族が受けた精神的な苦痛は大きい」などとして、車を運転していた元少年らにおよそ7500万円の支払いを命じました。
平成24年4月、京都府亀岡市で無免許の当時19歳の少年が運転する車が、登校中の小学生の列に突っ込み、3人が死亡7人が重軽傷を負いました。
この事故で、死亡した小学3年生の横山奈緒さん(当時8)と、小学2年生の小谷真緒さん(当時7)の遺族らが、元少年と父親、それに同乗していた元少年の知人らに2億2000万円余りの賠償を求めていました。
18日の判決で、京都地方裁判所の久保田浩史裁判長は「元少年は、夜通し遊んだあと居眠り運転で事故を起こし、同乗していた知人らは、元少年が睡眠不足と分かっていたのに運転を続けさせた。また、元少年の父親は、日頃から十分な指導をしていなかった」と指摘しました。そのうえで、「何ら落ち度のない子どもたちの人生が絶たれ、遺族が受けた精神的な苦痛は大きい」などとして、元少年らにおよそ7500万円の支払いを命じました。

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